改装された千葉県佐倉市の長嶋茂雄記念岩名球場で４日、イースタン・リーグの巨人－ロッテ戦が行われ、地元・佐倉市出身の長嶋茂雄・巨人軍終身名誉監督が始球式で打席に立った。地元の野球少年が投じた１球は外角高めへ。長嶋さんはバットを振ることができず、司会者に促されてもう１球。これまた高めの球で、長嶋さんは再び見送った。３球目、４球目と続き、長嶋さんはスイングしたが、バットに当てることはできなかった。試合前には「バットに当てたい」と打ち気満々だった長嶋さんだが、「よく球が見えなかった」。屋外球場のデーゲームだったこともあり、まぶしさが影響したようだ。それでも、詰めかけたファンは、地元が生んだスーパースターの背番号３の雄姿に大喜びだった＝メディア局編集部　高梨義之撮影　２０１７年６月４日公開