江ノ島電鉄(神奈川県藤沢市)は、車内の壁面や扉に金箔(きんぱく)模様、床は枯れ山水模様を施した「観音電車」(1編成2両)の運行を8日に始める。今年は、沿線にある鎌倉市の長谷寺が本尊造立1300年に当たり、極楽浄土をイメージして仕上げられた。通常は広告スペースとなる中づりにハスの花をあしらい、窓の上には絵巻を掲示。扇風機も金色に塗るなど工夫を凝らしている。観音電車は来年2月末まで1日10往復運行され、同電鉄は「地域を盛り上げる一助になれば」と期待する。7日には鎌倉市の極楽寺検車区で法要が執り行われ、新型コロナの収束を願った=東京本社写真部 池谷美帆撮影 2021年10月7日公開 番組、CM、イベントで使う 動画の利用 スクープ、ユニーク映像募集中 動画の投稿