将棋界の最高棋戦で、豊島将之竜王（３１）に藤井聡太三冠（１９）が挑戦する第３４期竜王戦七番勝負第１局（読売新聞社主催、特別協賛・野村ホールディングス）は８、９日、東京都渋谷区のセルリアンタワー能楽堂で行われる。豊島竜王は竜王３連覇を目指し、藤井三冠は初の竜王獲得と最年少四冠が懸かる戦いだ。７日は、セルリアンタワー東急ホテルで前夜祭が開かれ、老川祥一・読売新聞グループ本社代表取締役会長、日本将棋連盟の佐藤康光会長らがあいさつした。豊島竜王は「能楽堂での対局、いよいよ竜王戦が始まるんだという気持ちでいます。世間からの注目度の高さを感じており、第１局は精いっぱい指したい」と話した。藤井三冠は「素晴らしい対局場を用意していただいた。第１局は最高峰の舞台にふさわしい熱戦になるように頑張りたい」と抱負を述べた＝読売新聞ストリーム班撮影　2021年10月7日公開