【北京=大石健登】2~3月に開かれる北京冬季五輪・パラリンピック会場周辺の駅やメディアセンターで、コーヒーの提供や掃除、料理などにロボットが活躍している。スキージャンプなど雪上競技が行われる河北省の張家口会場近くの駅では、ロボットが入れた無料のコーヒーが楽しめる。2本のアームを使い、コーヒー粉をドリッパーに入れ、円を描くようにお湯を注ぐ。香り高いコーヒーを味わっていると、すぐ隣を掃除ロボットが通り過ぎた。センター内の食堂では、ロボットが調理した料理が、天井に張り巡らされたレールやリフトのような装置で運ばれるシステムが人気だ。新型コロナウイルス対策として、大会関係者は外部との接触を断つ「バブル方式」で管理される。ロボットの活用には、人同士の接触を減らして感染を防ぐほか、中国の技術力をアピールする狙いもあるようだ=東京本社写真部 若杉和希撮影 2022年1月26日公開 五輪特別対談 樋口新葉×平野美宇 [フィギュアスケート]6種類のジャンプの特徴と見分けるポイント 横乗りスポーツの末っ子 五輪種目になるまで…「スノーボードの誕生」著者インタビュー 番組、CM、イベントで使う 動画の利用 スクープ、ユニーク映像募集中 動画の投稿