大震災を生き延びた「奇跡の桜」モチーフの壁画完成…宮城・石巻の雄勝小・中学校

東日本大震災を生き延び、宮城県石巻市雄勝町の雄勝小・中学校に植えられている「奇跡の桜」をモチーフにした壁画が、同校の中庭に完成した。奇跡の桜は、津波にのまれながら、がれきの中から花を咲かせた旧雄勝中に植えられていたヤマザクラ。統合した小・中学校に移植されたが、年々弱り、今年の春は花が咲かなかった。復興のシンボルとなった桜を後世に伝えようと、芸術活動を通して同校と交流のあった東京の芸術家、安井鷹之介さん(29)が4月から制作を開始。風雨や紫外線に強い水性塗料を使い、子どもたちは下地塗りなどを手伝った。約1か月で、高さ5メートル、幅13メートルの巨大壁画が出来上がった。美しく咲くヤマザクラを中心に、子どもたちが並ぶ構図で、登場する子どもは全校児童・生徒33人がモデルとなった。一人一人の表情やしぐさがきめ細かく描かれている。6日に行われた完成披露式では、保護者や地域住民らも集まり、壁画の除幕を見守った。安井さんは「子どもたちが成長し、学校に戻ってきたときに、壁画を懐かしんでくれたら」と語った=石巻支局 後藤陵平撮影 2022年5月11日公開

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