三重県熊野市の山間部に広がる丸山千枚田で21日、田んぼのオーナーたちによる田植えがあった。新型コロナウイルスの影響で3年ぶりの開催となり、約200人が参加した。「日本の棚田百選」に選ばれている丸山千枚田は400年以上の歴史があり、斜面に1340枚の田んぼが連なる。コロナ禍前は毎年、オーナーたちが地元住民と交流しながら田植えや稲刈りを行ってきた。朝から小雨が降り、霧が立ちこめる中、参加者は泥に足を取られながら、苗を手植え。家族で10年以上参加し続けているという名古屋市の映像クリエイターの女性(21)は「3年ぶりに来られてよかった。秋の収穫が楽しみです」と話していた=中部支社写真グループ 青木久雄撮影 2022年5月21日公開 千枚田稲刈りにもコロナの影響…三重・熊野 【フォトムービー】火力発電所の煙突消える…三重・尾鷲 番組、CM、イベントで使う 動画の利用 スクープ、ユニーク映像募集中 動画の投稿