北陸大紀行「山城」【3】一乗谷城(福井市)

「朝倉の栄華と悲哀映す」 三方から山が迫り、川に沿って帯状に広がる平地。福井市街から南東へ約10キロの静かな山あいに、特別史跡・一乗谷朝倉氏遺跡は位置する。その中に戦国大名・朝倉氏が有事に備えて築いた詰城(つめのしろ)・一乗谷城と、麓の城下町はあり、今も遺構が確認できる。「日本のポンペイ」と呼ばれるゆえんだ。朝倉氏は応仁の乱(1467~77年)での活躍を機に一乗谷に移り、約1世紀にわたり越前国を支配。京都などから文化人が訪れるほど繁栄した一乗谷は「北陸の小京都」と呼ばれた=2018年11月15日撮影

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