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高岡薫の47ふしぎ!

登下校思い出 甘酸っぱい

 東京で電車に乗っていると、ランドセルを背負った子を見かけることがあります。「電車通学する小学生がいるんだ!」と驚きでした。そこで、チーム8のみんなに、小学校のときの登下校の方法や思い出などを聞いてみました。

 自然豊かな環境で育ったメンバーに、インパクトのある答えが多かったようです。目を引いたのは福井の坂川陽香ちゃんです。歩いていると、「クマやイノシシが出たりとすごいことばかりでした」。人里に迷い込んでしまったのでしょうか。確かに、愛媛でも校庭にイノシシが現れたことがありました。「学校が遠いので登下校が筋トレだった」とか。

 同様に体力勝負だったのは高知の立仙愛理ちゃんや静岡の鈴木優香ちゃん、山形の御供茉白ちゃんなど。片道40分歩いていた愛理ちゃんは「近道を6年間探し求めたけど、そんなに変わらなかった」。ちょっと切ないですね。30分の優香ちゃんは、帰りはお母さんが車で迎えに来てくれたそうです。

 岐阜の服部有菜ちゃんは、「雪が降った日は遊んでしまい、遅刻しそうになった」。沖縄の宮里莉羅ちゃんは、犬と追いかけっこしながら通っていました。「友達とはしゃいで歩いていた日々は、振り返ると青春だったのかな」と、愛知の歌田初夏ちゃん。私も、20分ぐらいの道のりを石蹴りしながら帰ったものです。思い出がよみがえり、何だか甘酸っぱい気持ちになりました。