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2年半ぶりの復帰! 本田仁美インタビュー「待っていただいていた分、期待に応えたい」 

 AKB48チーム8に頼もしい仲間が戻ってきた。日韓合同ガールズグループ「IZ*ONE」での活動を終え、復帰した栃木県代表・本田仁美さん。2年半にわたる海外挑戦を経て大きく成長した19歳は、結成8年目を迎えたチーム8にどんな新しい風を吹き込むのか。取材班が直撃取材した。

久しぶりに再会したチーム8 成長を実感したメンバーは・・・

――5月に行われたチーム8の全国ツアーファイナル神奈川県公演で久々にチーム8のステージにたちました。まずはその感想から。
 2年半ぶりにメンバーと一緒にパフォーマンスができて楽しかったですね。私は47都道府県を巡る全国ツアーは1か所目の石川県公演から参加させていただいていたので、ラストの47か所目に参加できたこともうれしかったです。
 7年前の自分のことや思いがよみがえってきました。私自身は出演していないコンサートもありましたが、「ついにチーム8が47か所まわったんだ」という達成感をメンバーと分かち合えて幸せでした。

――久々に再会したチーム8のメンバーはどうでしたか?
 昔からいたメンバーが全然変わっていなかったのでうれしかったし、この2年半でメンバーの入れ替わりもあって、初めましてのメンバーもいたのですが、みんな声をかけてきてくれて、人見知りの自分としてはうれしかったですね。

――新メンバーで印象に残ったメンバーはいますか?
 新メンバーというわけではないですが、新メンバーにいろいろ教えて上げている(歌田)初夏ですね。
 初夏は、昔ダンスが苦手で、IZ*ONEに行く前、ずっと私が先生役をしていたんですけど、その初夏が「新メンバーに指導してる!」って……。なんだかじーんときました。親心っていうものなんですかね(笑)。
 でも、そういう意味で変わったと思うメンバーはたくさんいて、例えば、(春本)ゆきちゃんはダンスの覚えがめちゃくちゃ早くなっていてびっくりしました。あと、みっさー(川原美咲)はもともとダンスが上手だったのですが、それに加えて5月の茨城県公演を見ていて、スタッフやメンバーからすごく信頼されているんだなぁ、と感じました。

――結成当初からいるメンバーたちはどう?
 やっぱり一緒にいると落ち着きますね。みんな変わってないし、メンバーからも「ひぃちゃん変わってないね」って言われます。
 今でこそ後輩が多くなりましたが、チーム8結成当初、私は一番下の年代だったので、初期メンバーからすれば妹みたいな存在だったんですよね。だから、今も(髙橋)彩音ちゃんとか、(清水)麻璃亜とか、お姉ちゃんメンバーといるときはやっぱり甘えちゃいますね。

「自分は自分でしか改善できない」 IZ*ONEで増えた自分と向き合う時間

――成長と言えば、自身はIZ*ONEの2年半の活動でどんな部分が成長したと思いますか?
 自分と向き合う時間が格段に増えて、動きや表情といった自分の見せ方という部分ですごく成長できたと思います。

――自分と向き合う時間?
 韓国では音楽番組に出ると、メンバー一人一人を追う推しカメラがつくんです。「チッケム」って言うんですけど。それが番組終了後にネットにアップされて、ファンの人は自分の推しメンバーのパフォーマンスをチェックできるんです。
 グループではあるものの、個人個人もしっかりと見られるので、自分のことを好きでいてくださる人たちに、もっと自分を好きになってもらいたいと思って、自分のことを研究するようになりました。
 それまでは鏡を見て練習するのが苦手だったのですが、自分のことは自分でしか改善できないし、鏡の中の自分と、とにかくしっかり向き合おうと思いました。ダンスだけじゃなくて、それこそ髪の毛の動かし方まで研究しましたね。

――日本での活動との違いに戸惑いはなかったですか?
 最初は練習のやり方に戸惑いました。韓国は1曲に1か月の練習期間をとっていたり、ツアーの時は2、3か月も練習したりしました。この2年半で学んだことは自分の人生の中でも絶対財産になると思うし、チーム8の活動の中でも生かしていきたいです。

――どういう部分をチーム8に還元したいですか?
 厳しくなっちゃうかもしれないですけど、私自身はこれまで通りどんどん練習をしていきたいと思います。やっぱり練習することで不安はなくなるし、ステージに不安ゼロで臨めるまで練習したいです。そして自分が練習する姿を見せていく中で、チーム全体が今まで以上にレベルアップしていったらいいかなと思います。

気になる今後 髪の毛の色に栃木愛

――話は少し変わりますが、IZ*ONEの活動中は髪の色をいろいろ変えていましたね。
 確かに相当変えましたね(笑)。韓国に行った時にまず茶色にして、そこから金、白と続いて、ピンクが一瞬入って茶髪に戻ったのかな? そこから金、紫、ピンクにして、いまの金髪ですかね。

――どれが一番お気に入り?
 白ですね。

――今後の髪色が気になるファンも多いのでは?
 黒髪の子が多いので、ピンクとかにすると一人だけ浮いちゃうかもしれませんね(笑)。ただ、明るい色の髪が好きなので、周りとバランスを取りながら、いろいろ試していきたいです。

――今後はチーム8の中でどのような分野で頑張っていきたいですか?
 個人の目標なんですけど、周りから憧れられる存在になりたいですね。結成当初は最年少の世代で、そういうことがなかったので。あとチーム8は各都道府県の代表なので、やはり地元の栃木でも、ただいまのイベントもできたらいいなと思います。

――その地元の栃木について。昨年発表された都道府県魅力度ランキングで最下位という結果に……。
 何でなんですかね。栃木って魅力がいっぱいなのに!
 東京から近いのに自然を感じられる場所がたくさんあって、ヒーリングには最高ですよね。特に日光は紅葉で有名ないろは坂あり、中禅寺湖あり、華厳の滝ありで息抜きをしたい方にはぜひ訪れてほしいです。
 海はないけど、おいしいものもたくさんあります。イチゴやギョーザもそうですし、あと乳製品! 栃木は北海道に次いで、生乳の生産量で全国2位の酪農県です。チーズ大好き人間の私としては、那須のチーズのおいしさは全国の人に知ってほしいし、那須で大人気の「バターのいとこ」というお菓子もぜひ一度食べてほしいです。
 こんなに魅力的な場所なのになぜ最下位なのか。やっぱり理解に苦しみます(笑)。栃木県代表としてどんどん魅力をPRしていきたいです。

――最後にファンにメッセージを。
 2年半ぶりにチーム8の本田仁美として帰ってきました。ファンのみなさんとまたお会いできてうれしい気持ちでいっぱいです。この2年半、待ってくれていた人たちの期待にしっかり応えられるように一生懸命頑張ります。末永く応援していただけるとうれしいです。

 ほんだ・ひとみ 2001年10月6日生まれ。ニックネームはひぃちゃん。2014年4月にAKB48チーム8栃木県代表としてデビュー。18年に韓国の音楽専門チャンネルMnetとAKB48グループがコラボしたオーディション番組「PRODUCE 48」をへて、日韓12人で作るグローバルグループ「IZ*ONE」のメンバーとしての活動スタート。IZ*ONEが21年4月末で当初予定していた2年6か月の活動期限を迎え、解散したことを受け、チーム8に復帰した。韓国で更に磨きをかけたキレキレのダンスパフォーマンスは必見。高校野球が好き。