下尾みうの言いたいことがあるんだよ。

松下村塾 小ささが魅力

意外とこぢんまりした松下村塾(萩市)

 山口有数の観光地と言えば、長州藩の城下町・萩だと思います。最近では、松下村塾や萩反射炉などが世界文化遺産に登録されたり、NHK大河ドラマ「花燃ゆ」の舞台になったりと、勢いのある観光地です。

 インスタ映えする写真が撮れる武家屋敷など、いろいろ見所はあるのですが、おそらく萩に行った人の多くが驚くのが、吉田松陰の松下村塾の大きさではないでしょうか。

 高杉晋作、伊藤博文、山県有朋……。明治維新の原動力にもなった偉人を輩出したことで知られる超有名な史跡ですが、正直、松下村塾と言われなければ、気付かないくらいの小さな建物なのです。

 でも、私はあえて言いたい。この小ささが松下村塾の魅力なのだと!! だって、すごくないですか? 後に日本を動かすような人たちが、この小さな場所で学んでいたわけです。しかも自主的に集まって。当時を想像すると、勇気づけられます。

 明治維新の後に話を出すのもなんですが、東京・秋葉原のAKB48劇場を初めて見たときも「えっ、こんなに小さいの?」って思いました。しかも客席は古くて硬い長いすで、ステージの前には2本の柱があります。

 だけど、いや、だからこそ、劇場は私たちにとっては特別な場所なのです。客席だって劇場だって、変えることはできたかもしれません。でも、今も初期から変わらないままの劇場だからこそ、私たちは先輩方たちの思いを忘れずにステージに立つことができるわけです。

 小さいからこそ、感じられるロマンがある。そう思います。

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