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    ジュニア記者が、様々なニュースを取材して記事を掲載します。

    「遊べるおもちゃ屋さん」ってどんなところ?

    見てさわって選べて笑顔

     250年以上いじょう歴史れきしを持つイギリス最古さいこ玩具店がんぐてん「ハムリーズ」。「エンターテイナー」とばれるスタッフが出迎でむかえるなど、ユニークな販売方法はんばいほうほうで知られるおもちゃ屋さんです。日本でもこのほど横浜よこはま福岡ふくおかにオープンした同店をおとずれ、その魅力みりょくさぐってきました。

    英国発「ハムリーズ」

    横浜店、3000平方メートル

    • デモンストレーターの実演に思わず引きつけられる
      デモンストレーターの実演に思わず引きつけられる

     ハムリーズは1760年、イギリス・ロンドンで誕生たんじょうしました。王室御用達ごようたしのおもちゃ屋さんとして、エリザベス女王もおさなころに訪れていたと聞いて、おどろきました。現在げんざいは、世界19か国に130以上のお店を展開てんかいしています。わたしたちがたずねた横浜・みなとみらい地区の「横浜ワールドポーターズ店」は、1、2階合わせてやく3000平方メートルの店内に、ぬいぐるみからゲームまで6000種類しゅるい以上のおもちゃがならんでいます。

     同店の特徴とくちょうは、メリーゴーラウンドまであるおもちゃ箱のような店内と、楽しいパフォーマンスでお客さんを出迎える「エンターテイナー」、そして実演販売じつえんはんばいを行う「デモンストレーター」と呼ばれるスタッフの存在そんざいです。ストアマネジャーの小野基広おのもとひろさん(40)は、「ハムリーズは、おもちゃ屋というよりテーマパーク」と説明せつめいします。

     私たちのところには、シルクハットをかぶった「リングマスター」と、シャボン玉が出るおもちゃを手にした「プロフェッサーバブルス」の2人のエンターテイナーが来てくれました。絵本の世界からび出してきたような姿すがたに、思わず笑顔えがおになります。エンターテイナーは、ほかにもパイレーツ(海賊かいぞく)やプリンセスなど様々さまざまなキャラクターがいて、1日に1度は店内をパレードするそうです。2人は、「お客様の笑顔が私たちのエネルギー」と話していました。

    巧みな話術・実演

     一方、デモンストレーターは、店内各所かくしょでハムリーズのオリジナルブランドのおもちゃを実演販売しています。小野さんが「ただ陳列ちんれつされているのと、実際じっさいに遊ぶところを見せるのではちがうはず」と話す通り、デモンストレーターのたくみな話術わじゅつと実演に、どのおもちゃもほしくなってしまいました。飛ばすとぐるりと回ってもどってくる飛行機やブーメランのおもちゃは、デモンストレーターと一緒いっしょに遊んでみることができました。

    カフェにも遊び心

     店内には、有料ゆうりょうの遊び場「キッズプレイルーム」やカフェもあります。遊び場は、たき映像えいぞうと音が流れるすべり台や色とりどりに光るトランポリンなど、日本で同店を運営うんえいするバンダイナムコアミューズメントのデジタル技術ぎじゅつを使った遊具があり、時間をわすれて遊んでしまいました。カフェも、テーブルの上にプロジェクションマッピングで魚が泳ぐ様子などがうつし出され、遊び心あふれる工夫くふうがこらされていました。

     最近はスマートフォンのアプリやゲームで遊ぶ子どもがえていますが、「子どもの感性かんせいは、実際におもちゃにさわって遊ぶことでみがかれます。おもちゃを通じてまわりの人とコミュニケーションする力も育まれます」と小野さん。今後は、店内でサイエンスショーのようなものなどにも取り組んでいきたいと話していました。

     クリスマスやお正月を前にした今の時期じきは、プレゼントを探しに来るお客さんも多いそうです。「子どものよろこぶ姿を想像そうぞうしておもちゃをえらぶお客様を見ると、人のしあわせにかかわる仕事ができて幸せだなと感じます」とにこやかに話す小野さんの言葉が印象いんしょうのこりました。(高2・筒井菜々歩つついななほ、マッキン愛奈あいな、高1・蟹田光かにたひかる、中1・水谷卓郎みずたにたくろう大森陸おおもりりく記者)

    2018年12月24日 05時20分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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