特別編「Endless SHOCK」をジュニア記者が取材!<上>

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 東京・帝国劇場で上演中の堂本光一さんの公演「Endless SHOCK」も、3月31日の千秋楽が迫ってきました。そこで、ファンの皆さんにお届けするのが、この企画。読売中高生新聞2月15日号で「Endless SHOCK」の特集を組んだのは記憶に新しいと思いますが、そのときに取材した中高生記者「ヨミウリ・ジュニアプレス」5人が書いた記事と、観劇後座談会の完全版をアップさせていただきます! 中高生の感性が捉えた「Endless SHOCK」の感動を、ぜひ追体験してください。

 堂本光一さん主演のミュージカル「Endless SHOCK」は2月4日、東京・日比谷の帝国劇場で幕を開けている。2000年に「MILLENNIUM SHOCK」として始まった「SHOCK」シリーズ(05年から「Endless SHOCK」に)は堂本さんが19年にわたり主役を務め、今回の千秋楽で通算公演数は1700回を迎える。その後、今秋には大阪・梅田芸術劇場で上演される。

 登場人物はコウイチ(堂本光一さん)のほか、友人でありライバルのウチ(内博貴さん、大阪公演では中山優馬さん)やヒロイン役のリカ(梅田彩佳さん)、劇場のオーナー(前田美波里さん)など。

 今回、ジュニア記者たちは東京公演直前に行われた堂本さん、内さん、梅田さん、前田さんへの囲み取材に参加し、報道陣向けの公開リハーサルを鑑賞した。

「Show Must Go On」にかける堂本さんの思い

【筒井菜々歩記者(高2)】

 初演時は20代だった堂本さんは40歳になり、この作品に人生のおよそ半分を注いできたと言っても過言ではないが、根底にある「Show Must Go On」(何があってもショーは続けなくてはならない)の精神にかける堂本さんの思いは変わらない。「全ては見に来てくださるお客様のために」。観客をいかに魅了するかを追求し、邁進(まいしん)する彼の姿勢が舞台のあらゆる所にちりばめられているのだ。

 例えば、一番の見せ場であるフライング。コウイチが軽やかに宙を舞う瞬間、その美しさに心が奪われ、まるで永遠の時の中にいるような感覚に陥ってしまう。また、太鼓や殺陣、「階段落ち」など一瞬で変化していく舞台からは、言葉にする前のむき出しの人間の感情をそのまま心にぶつけられたような衝撃を受けた。ミュージカルの醍醐(だいご)味である歌についても同様だ。キャストの思いが一つとなり、高らかに歌い上げると、まるで共鳴したかのように自分の心の底から熱いエネルギーが湧き上がってくるのを感じた。エンターテインメントの持つ可能性を極限まで追求し、引き出した舞台と言えるだろう。

 終盤で、オーナーが「疲れた時は休めばいい。迷った時は立ち止まって振り返ってみればいい」とコウイチに語りかけるシーンがある。「その言葉の大切さが心に染みるようになった」と堂本さんは話す。想像がつかないほどの期待を背負いながら舞台に立ち続ける堂本さんの言葉だからこそ、重く心に響いた。それでも走り続ける堂本さんの「Show Must Go On」。その先には何が待っているのだろうか。

「階段落ち」、ダンス、歌…すべてにおいて迫力満点

【大島彩也夏記者(中3)】

 この劇では様々な種類のフライングや「階段落ち」、殺陣など多くの見どころがある。特に有名な「階段落ち」では、高さ5メートル、22段の階段を体の軸をブレさせずにまっすぐに保ったまま転げ落ちる。衣装やサウンド、ダンス、歌や演技…すべてにおいて迫力満点で圧巻の劇だった。初演時も20年たった今も来てくれたお客さんのために「SHOCK」の世界観を作り出すという気持ちは変わらない。激しいダンスや難易度の高いフライングの間も常に笑顔を絶やさない様子からは、堂本さんの思いが強く伝わってきた。

 劇の中でオーナーが最後にコウイチに言う「つらい時にはゆっくり休めばいい」。40歳になった光一さんが、この舞台を始めたばかり頃の自分に一番伝えたいのはこの言葉だそうだ。劇の中でも大切にされている「Show Must Go On」の精神を長い間守り抜いてきたからこその感想だろう。華やかなステージを完成させるためには、長年の苦労と努力がうかがえる。

 千秋楽で上演は1700回を迎える。堂本さんは一つ一つの公演を大切にして、世界観をみんなで作っていきたいと意気込んでいた。

ジュニア記者の質問に答えてくれた堂本さん

【斉田歩記者(高1)】

 今回参加した囲み取材には、様々なメディアの大人の記者がいて、普段僕たちが「ヨミウリ・ジュニアプレス」の取材で行っている対談インタビューとは全く違う形で行われたため、新鮮に感じました。まさにテレビで見た光景です。大人の記者の世界が少しだけ垣間見えた気がしました。

 この取材の中で、ジュニアプレスの筒井さんに質問の機会が与えられたことには驚きを隠せませんでした。堂本さんを前にして堂々と質問できた筒井さんと、プロではない僕たちの質問に対して真面目に答えてくださった堂本さんには尊敬の念を抱きました。

 囲み取材のあとに公開リハーサルを鑑賞しました。劇中では堂本さんが宙を舞うフライングなど激しいアクションシーンを次々と演じていました。今回の取材では囲み取材から本番さながらのリハーサル取材まで、普段なかなかできない貴重な経験ができてよかったです。

盛り上がった殺陣シーン、臨場感たっぷりのフライング

【長倉希空記者(高1)】

 華麗なフライングや「階段落ち」の演出で知られる「Endless SHOCK」舞台はニューヨーク・ブロードウェー。コウイチ率いるカンパニーは、友人でありライバルのウチやリカ、劇場のオーナーと共にショービジネスの頂点を目指します。

 第1幕の最大の盛り上がりは、殺陣のシーン。激しい戦いに観客の目もくぎ付け。胸がゾクゾクするような長い斬り合い、そして階段から転げ落ちるコウイチの迫真の演技に息をのみました。第2幕では、コウイチが観客の頭上を華麗に舞ったり、圧倒的な歌唱力に思わずうっとりしたり…。特に、命綱をつけないフライングは、臨場感たっぷりでした。

 リハーサル前の会見中、20代のコウイチに伝えたいことはあるか?と聞かれた際、「疲れたときは休めばいい」と言うオーナーの言葉を引用した堂本さん。ショーに情熱を注ぐコウイチの姿を見て、私もこの舞台のテーマのように「Show Must Go On」と言えるほど、あきらめずに熱中できるものを見つけていきたいと思いました。

年齢を感じさせない、すさまじい動き

【水谷卓郎記者(中1)】

 緊張した雰囲気で始まった囲み取材。「今回のSHOCKでがらっと舞台上を変化させた」と堂本さんは語ります。オーケストラの人数を増やしてサウンド面を改善したり、大きな見せ場を変更したりしたそうです。「40歳になったが基本的に体力の衰えは感じない…と思いたい」と笑いながら話していましたが、本当にその通りで、舞台では年齢を感じさせない、すさまじい動きをしていました。共演者の皆さんも、「夢に出るほど緊張している」「ワクワクしている」と語ります。その熱気や期待感は僕らにも伝わってきました。

 ジュニアプレスの記者が、この舞台の大切なセリフである、「Show Must Go On」の言葉への思いについて聞くと、堂本さんは、「20代の頃と40歳の今、セリフにかける思いは変わり、舞台の質の高さを気にするようになったが、土台は同じ」と答えてくれました。また、今後の公演について、「SHOCKという世界観を大切にしたい」と意気込んでいました。

 公開リハーサルでは、長い階段を落ちたり、空を舞ったりするなど大変そうな場面も多くありました。そんな中でも、堂本さんは常に笑顔。どんな壁も乗り越えた力や勇気を感じられました。

 <中><下>では、記者座談会の様子をお伝えします。

484531 0 キッズニュース 2019/03/12 15:00:00 2019/03/14 09:56:26 2019/03/14 09:56:26

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