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変わる、テレビの楽しみ方。最前線の動きは?

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スマホで視聴 SNS連動

NHKの新サービス「NHKプラス」のイメージ。番組を、インターネットを通じてスマートフォンなどで見ることができる
NHKの新サービス「NHKプラス」のイメージ。番組を、インターネットを通じてスマートフォンなどで見ることができる

 インターネットの普及ふきゅうにより、テレビを取り状況じょうきょうは大きく変化しています。スマートフォンのアプリで番組を視聴しちょうできるようになったほか、SNSでの人気が視聴につながっています。最前線さいぜんせんで取材している読売新聞の放送担当たんとう記者から、現在げんざいのサービスや放送の歴史について話を聞きながら、テレビとのかかわり方についてあらためて考えてみました。

 かつて、テレビは娯楽ごらくの代表かくでしたが、最近さいきんは、「YouTube」や「Netflix」など、様々さまざまな動画サービスが台頭しています。「選択肢せんたくし多様化たようかした今日では、テレビは絶対的ぜったいてき存在そんざいではなくなりました。時代は放送から通信に移り変わってきています」。小林直貴なおたか記者は、テレビ業界が直面する現状げんじょうを、こう説明せつめいします。

 NHKは今月、番組の同時配信などの新サービス「NHKプラス」を始めました。NHKの放送受信契約けいやくをしている人と家族なら、料金りょうきんを追加することなく、総合そうごうテレビやEテレの番組を、パソコンやスマートフォンで見ることができるのです。

 私たちも実際に「NHKプラス」を体験たいけんしてみました。テレビ放送とインターネット配信では、数十秒の時間がありますが、画質がしつはよく、映像えいぞうみだれることもありません。7日以内なら、放送が終了した番組を見ることも可能です。SNSで話題になった番組を後から見ることもでき、世の中の流行についていきやすくなるなと思いました。

民放から不安の声

 一方、課題かだいもあります。出演者や撮影さつえい場所から、放送するための許可きょかは得られても、インターネットで配信する許可が得られるとはかぎりません。そのため、放送されるもの全てがインターネットで配信できるわけではないそうです。

 「NHKのサービスが広がるにつれて、『民業圧迫みんぎょうあっぱく』を心配する声もあります」と教えてくれたのは、浅川貴道たかみち記者です。

 受信料収入しゅうにゅうがあるNHKとことなり、スポンサーからの収入にたよる民放の視聴者が、NHKにうばわれるのではないかという懸念けねんです。当初は24時間を構想こうそうしていた同時配信の時間たい縮小しゅくしょうされ、深夜帯などをのぞく形で決着したのも、民放への配慮はいりょが理由の一つでした。

 もちろん、民放も様々な方法を模索しています。SNSを通じて企画きかくや番組の舞台裏ぶたいうらを発信するこころみなど、視聴者しちょうしゃきさせない工夫をしています。ドラマの登場人物と会話できるLINE機能きのうが注目された「あなたの番です」(日本テレビ系)のヒットなど、新しい動きもありました。

五輪で発展

 テレビは過去にも、時代のニーズや最新技術ぎじゅつに対応してきた歴史があります。

 1939年に実験放送が始まったテレビは、53年に本放送が始まりました。その後、60年代には白黒テレビからカラーテレビに代わり、80~90年代には家庭での録画ろくが一般的いっぱんてきとなるなど、テレビを取り環境かんきょうは大きく変化しました。

 テレビの発展はってんは、世界的行事と深く関わっています。それはオリンピックとパラリンピックです。1964年の東京五輪ごりんで、カラーテレビの普及が進んだことはよく知られています。さらに、五輪は、海外の映像をリアルタイムで鮮明せんめいに視聴するのに必要な、衛星えいせい放送技術の発展にも大きく貢献こうけんしたそうです。

 インターネットとの融合ゆうごうの急速な動きや、「4K・8K」という鮮明な映像技術の開発も、東京五輪を見据みすえたものだと記者のみなさんは説明してくれました。五輪は、残念ざんねんながら延期えんきが決まってしまいましたが、新しい技術で、ぜひ、五輪を楽しみたいと思います。

誰でも楽しめる

 ジュニア記者の一人は、楽しみにしていたドラマの結末けつまつがSNSですぐに発信されてしまうので、好きな番組はなるべくリアルタイムで見るといいます。今回の取材で、テレビの技術の進化を学びましたが、視聴者が置かれている環境も変わっているのです。

 新型しんがたコロナウイルスの影響えいきょうで、自由な外出をひかえがちな今、いつもは見ない番組を見たり、昔の番組を見返したりすることもあります。自分専用せんようのスマホなどで見られるインターネット配信も、楽しみ方の一つだと思います。使う機器ききは異なっても、老若男女問わずに楽しむことができるテレビは、私たちの生活を強く支えているとあらためて感じました。

 (高3・西沢桃佳(にしざわももか)益子百花(ますこももか)、高1・遠田剛志(えんたつよし)、中2・大谷莉々(おおたにりりぃ)、小5・吉田桜(よしださくら)記者)

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1141842 0 キッズニュース 2020/04/06 05:20:00 2020/04/06 05:20:00 2020/04/06 05:20:00 見逃し番組のイメージ。番組は「麒麟がくる」など、テーマ別に並んでいる https://www.yomiuri.co.jp/media/2020/03/20200330-OYT8I50039-T.jpg?type=thumbnail

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