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    ジュニア記者が日々の体験について自由につづるコラムです。

    「戦争」語り継いでいく…中2・田中記者

     平和について考え、発信するという、私の住む市の事業で広島市をおとずれた。学童疎開そかいの直前に被爆ひばくしたという男性だんせいのお話を聞いた。

     男性は、私と同じ年頃としごろ大勢おおぜいの子どもたちが、空襲くうしゅうによる火災かさい延焼えんしょうふせぐため建物たてものこわす「建物疎開」の作業中に被爆し、くなったと教えてくれた。そして、私の市にある被爆アオギリの二世樹にせいじゅを大切にして、戦争の悲劇ひげきわすれないでほしい、と言った。二世樹は、原爆できずついた後も葉をしげらせたアオギリのたねから生まれた木だ。

     広島平和記念きねん公園で、被爆アオギリを見た。公園内の他の植物に負けない立派りっぱ姿すがただったが、原爆投下後73年の今も被爆アオギリにのこる傷あとは、終わらない被害ひがい象徴しょうちょうしているようだった。「戦争」を語りいでいかなければと、強く思った。(中2・田中優衣たなかゆい記者)

    2018年09月04日 05時20分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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