【J通信拡大版(上)】コロナ 早く収束して

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 新型しんがたコロナウイルス感染拡大かんせんかくだいにより、ヨミウリ・ジュニアプレスの記者たちも、通っている学校の休校や部活動の中止など、様々な影響えいきょうを受けている。ジュニア記者たちが、いま何を考え、どうごしているのか、2週にわたって報告ほうこくしてもらう。

結婚祝福 オンラインで…中2・久慈記者

お祝い用に作ったサインボード(久慈記者提供)
お祝い用に作ったサインボード(久慈記者提供)

 4月4日は、父方のいとこの結婚式けっこんしきのはずだった。コロナウイルス感染拡大の中、東京での式開催かいさいきびしく、2人は式の延期えんきを決断した。

 私たち家族も、式に参列さんれつするのをとても楽しみにしていたためがっかりしたが、それにもまして、何か月も準備じゅんびしてきたいとこはどんなに残念ざんねんだっただろう、と気になっていた。

 そんな時、伯母おばから、「4月4日に、オンラインでサプライズ乾杯かんぱいをしよう」という提案ていあんがあった。話はすぐにまとまり、当日は、無料通信アプリ「LINE」のテレビ電話サービスを使って、福岡やカナダなど7か所の0歳から78歳までの親戚しんせき一同17人が参加し、おいわいをした。

 人数が多すぎて、誰が何を話しているのかほとんどわからなかったが、がやがやした雰囲気ふんいきも楽しく、画面しのみんなは笑顔だった。私も「おめでとう」のサインボードを用意してり上げた。

 SNSのテレビ電話機能きのうのことは前から知っていたが、こんな使い方をしたのははじめてだった。このお祝いのことは、みんなずっとわすれないだろう。

 コロナ騒動そうどう収束しゅうそくし、直接ちょくせつ、「おめでとう」と言える結婚式に参列できる日も、今から楽しみにしている。(中2・久慈紗緒里(くじさおり)記者)

留学先から急きょ帰国…高2・西山記者

留学先の友達からもらったプレゼントや手紙(西山記者提供)
留学先の友達からもらったプレゼントや手紙(西山記者提供)

 「国際便こくさいびん運航うんこう休止するらしい。あなたは明日から1週間以内に帰国することになった」。3月19日、オーストラリアに留学りゅうがく中だった私は、現地のコーディネーター、マリア先生からげられた。

 いくらなんでも早すぎる。しかし、国際便がなくなったら帰れない。結局、予定よりも10日早い3月25日の便での帰国が決まり、豪州ごうしゅうでの学校生活はあっけなく終わりを告げた。

 高校での選抜せんばつ実現じつげんした留学。州立高校で、数学や理科、プログラミングなどを英語で学び、縦割たてわりのクラスでのホームルームに参加し、言葉や文化のちがいに戸惑とまどいながらも食らいついていた。それなのに……。

 最終登校日、仲良なかよくなった友人が、手紙やプレゼントをくれた。自分が、思ったよりなじめていたことに気づかされた。マリア先生に、感謝かんしゃの手紙を書いてわたすと、彼女は、「本当はやめたほうがいいけど」と言いつつ、きしめてくれた。

 留学中の貴重きちょうな時間をウイルスにうばわれ、本当にくやしい。私は今、コロナに負けないようしっかり感染予防よぼうをしている。そして、いつの日かまた、オーストラリアに行こうと決意している。(高2・西山寿奈にしやまじゅな記者)

部活中止 自分を鍛える…中3・塚原記者

 私はソフトボール部に所属しょぞくしている。休校中は部活も中止だ。3月の大会は中止になり、私にとって中学最後さいごの大会になる6月の学校総合そうごう体育大会もどうなるかわからない。

 部活や大会の中止を知った時、体を動かす気になれなかった。しかし、運動しない日が続くうち、これでいいのかという思いがつのった。

 今、たたかうべき相手は自分自身ではないかと考えた私は、毎朝2キロのランニングと、家でのトランポリン、体幹たいかんトレーニングなどを始めた。

 今後も見通しは立たない。それでも、自分と闘って体を動かした日々は、無駄むだにはならないと信じている。(中3・塚原瑠奈つかはらるな記者)

家族でゆっくり過ごす時間…中2・本谷記者

 私の学校は3月初旬から休校中だ。以前は部活などで忙しく、家族とゆっくり過ごす時間がなかった。今は父も在宅勤務ざいたくきんむになり、平日も家族3人で食卓しょくたくかこみ、週末はこれまでできなかったことに積極的せっきょくてきに取り組んでいる。

 たとえば百人一首。学校で行われた大会をきっかけに、「かみの句の1、2文字目で取れるようになりたい」と思い練習れんしゅうを始めた。読み上げ動画を使い、両親チーム対私で対戦たいせん。短時間でふだの場所をおぼえられるように頑張がんばっている。覚えた歌も、約40首から95首に増えた。

 庭の手入れも家族でするようになった。雑草ざっそうを抜き、植木を剪定せんてい。花のたねなえを植え、前よりきれいになった。外出できない今、植物の成長せいちょうを見るのが毎日楽しみで、元気をもらっている。

 学校に行けないのは残念だが、これからも家族で過ごす時間を大事にしたい。(中2・本谷理彩もとたにりさ記者)

山積みの課題と格闘…高1・橋本記者

 進学した高校では、簡略化かんりゃくかされた入学式の後、毎週、学校から送られてくる課題かだいに自宅で取り組んでいる。

 課題は、パソコンでするのが基本。ワードなどにまとめて提出するものもあれば、オンラインで、小テストのような形で送られてきたものに答えるものなど、様々なものがある。

 課題だけで毎日6時間ほどかかるほか、予習も2~3時間は取り組む。課題はやりがいのあるものが多く楽しくできるが、予習は得意とくいな教科に多くの時間をいてしまいがちだ。

 今は友達と全く会えない。代わりに、LINEのグループ通話機能を使い、課題や中学の思い出などについて話している。

 学校に行けないことに不安を感じている人もいると思う。この事態じたいが早く収束するよう願う。(高1・橋本玄太郎はしもとげんたろう記者)

無断転載禁止
1191768 0 J通信 2020/05/05 05:20:00 2020/05/05 05:20:00 2020/05/05 05:20:00 えとき別送り https://www.yomiuri.co.jp/media/2020/04/20200428-OYT8I50020-T.jpg?type=thumbnail

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