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    AKB48チーム8が「社会派アイドル」を目指し、読売中高生新聞で勉強します。

    チーム8~橋本陽菜さんインタビュー

     人気アイドルグループが中高生新聞を読みながら社会について学ぶ「AKB48チーム8の社会派宣言!!」ではこの1年、社会派選抜として紙面で活躍するメンバーを選ぶ「定期テスト」を計3回、開催しました。今年度、総合1位の成績を収めたのは、チーム8富山県代表で高校2年生の橋本陽菜さん(17)。企画を通じて、橋本さんはこの1年、何を学び、どんなことを感じたのか。編集室では、橋本さんにたっぷりと今の思いを聞きました。

    いきなり1位 プレッシャー

    ――年間1位、おめでとうございます!!

     ありがとうございます!! 第1回のテストで1位をとってから、あとの2回はずっとプレッシャーを感じながらやってました。4位になった2回目は納得いかなかったんですけど、おかげで第3回では燃えて、頑張ることができました。

    ――どうやって対策を?

     父が、過去の新聞をスマホでも見られるようにPDFデータにしてくれたんです!第3回の試験範囲は半年分くらいあったんですけど、電車でも読めるので、本当にありがたかったです。

    ――チーム8きっての勉強家。「社会派宣言」という企画に参加することをどう思った?

     「やっと私にもチャンスが来たぞ!!」って思いました。ファンの方々も「はるpyon、チャンスだね」って言ってくださって、力になりました。私はダンスも歌も経験がなくチーム8に入って、普通の学校生活しか送ってこなかったんですけど、そのことを生かせたかなと思います。

    ――「勉強ができるアイドル」っていうキャラ、ぶっちゃけ自分ではどう思っている?

     母に「アイドルは、ちょっと抜けてるくらいがかわいいんだよ」っていつも言われてて。でも、なかなかそんな風にできなくて「うわー!」って悩んでましたね、ずっと。今回、テストで力を発揮できて、そして裏表紙にも出させていただいて、「頑張って良かった」って思いました。

    ――新聞との接し方は変わった?

     はい。距離が近くなりました。中学校の後半、忙しくなって読むのをやめてしまっていたんですけど、中高生新聞に出会って改めて新聞の面白さを知りました。今は気になるニュースを「深掘り」したい時にじっくり読んでます。

    中途半端はイヤ!

    ――AKB48を目指したきっかけは?

     小学1年生の時に、テレビで高橋みなみさんを見たことです。最初は「かわいい!」だけだったんですけど、何度も見るうちに「たかみなさんになりたい!!」って思うようになって。歌もダンスもMCもできて、でもすごく努力している姿が好きでした。

    ――アイドルにはなりたかった?

     幼稚園の頃から目立つことは好きだったんですけど「これだ!」と。自分も人に応援されたり、何かを届けたりする仕事がしたいなと思いました。AKB48への思いがどんどん強くなって、初めて自分で買ったCDもAKB48。自分の誕生日に自分へのプレゼントとして買いました(笑)

    ――チーム8に入ろうと思ったのは?

     ずっと「AKB48になりたい」って言い続けていたら、父がチーム8のオーディションがあることを教えてくれたんです。「一度受けたらあきらめるだろう」と思って勧めたらしいんですけど(笑)。オーディションに行ったら、かわいい子たちばっかりで、すごい経歴の子もいっぱい。私はその時、中学校の校歌を歌ったんですけど、みんな48グループの曲を歌っていて、場の空気にのまれて終わってしまいました。

    ――合格すると思ってた?

     思ってなかったです。けど、たぶん希望は持っていたと思います。負けず嫌いなんで! 大好きな富山で、家族や友達とも離れないままで、大好きなAKB48として活動できるなんて、最高だなと思いました。

    ――憧れのアイドル。実際はどう?

     「楽しい」も「大変」もどっちもあります。ステージで、ファンの皆さんの前に立っている時はすごく楽しいんですけど、立つまでが大変です。

    ――ダンスとか?

     最初のパフォーマンスはひどかったと思います。今見ても、いつまでも笑えます(笑)。最近チーム8に入って来たメンバーにも、ダンスは初めてという子が多くて、自分も経験しているので「大丈夫だよ」って励ましてます。

    ――学業との両立も大変?

     そうですね。金曜夜に地元を離れて、月曜の朝に帰り、そのまま学校、なんてことはしょっちゅうでした。新幹線や飛行機の移動時間の使い方もすごく大事。でも好きでやっているので苦にならないし、すごく楽しいです。勉強もアイドルもどっちもあるから、逆に頑張らなきゃ、って思えます。

    ――パワフルですよね。

     好奇心旺盛なので、何でもやりたいし、何でも中途半端にしたくない。欲張りなんです(笑)

    AKB48抜きの自分 考えられない

    ――チーム8は4月で結成4周年。ここまでの活動をどう思う?

     入った時は、変な自信があったんですけど、他のメンバーは皆強い個性を持っていて、その個性についていけずに「辞めよう」と思ったことは何度もありました。でも、今辞めたら、今までやってきたことが無駄になっちゃうっていう気がしていて。AKB48は、もう私の生活の一部なんです。学校で悩んでも、踊ってたら忘れられる。AKB48抜きの自分は考えられないです。

    ――今までで一番うれしかった経験は。

     握手会や動画配信にたくさんの方が来てくださると、本当にアイドルやってて良かったって思います。握手会で「娘が、はるpyonの劇場での姿を見て、AKB48になりたいって言ってる」というファンの方の話を聞いた時は、笑顔や元気や夢を、自分も届けられたんだなと思いました。自分も元気を受け取った側なので、たくさんの方に恩返しできたらうれしいです。

    ――念願の地元・富山での全国ツアー(3月4日、富山市のオーバード・ホール)が決まりましたね。

     はい!! 客席から見る立場だったホールに、今度は見られる立場としてステージに立つのはすごくうれしいです。センターとして、重圧もすごいと思うんですけど、頑張って輝きたいと思います。

    ――どんなコンサートになりそう?

     楽しめる曲が多いです!! 私が「やりたい」って言った曲には1曲1曲、理由がちゃんとあります。今回は同じ中部エリアの服部(有菜さん)や横道(侑里さん)は出演できないんですけど、また中部エリアのメンバー全員で戻って来られるように、ステキな公演にしたいです。

    ――今年は、AKB48チームKとの兼任も本格的にスタートします。

     絶対ウソだって思いました。Kはダンスが売りのチームですもん!(同じチームK兼任となった長崎県代表の)寺田美咲ちゃんからも「どうしよう?」ってメッセージが来たし、正直不安はあります。でも、先輩方と一緒にパフォーマンスできるのはすごくうれしい。すでに他のチームと兼任しているチーム8の3人が、すごく成長している姿も間近で見ていたので、私も先輩からいっぱい吸収しようと思います。

    ――ちなみに、憧れの先輩は誰?

     横山由依さんです。とにかく努力家。私、努力している姿が分かる人が大好きなんです。あとは、指原(莉乃)さん。MCもできて、アイドルのプロデュースもして、すごいなと思っています。

    ――春からは高3ですね。将来をどう考えているのか、気になる人も多いはず。

     心配ですよね皆さん(笑)。でも「卒業します!」なんて絶対言いませんよ。大学には行きたいから、ちょっと勉強に力は入るとは思いますけど、でもチーム8の活動もしたい。自分のことを甘やかしたくはないです!! もっと努力していきます!

    2018年03月01日 05時20分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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