【日テレ探検隊】「Vチューバー」に注目!
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テレビ業界の舞台裏に僕、ラルフ鈴木が迫る「日テレ探検隊」。今回のテーマは、バーチャルユーチューバー(Vチューバー)です。日テレでVチューバー事業を手がける大井基行さんに取り組みについて聞きました。
VチューバーはCGなどを使って作られたキャラクター。ユーチューブを中心に活躍しています。2017年頃に誕生し、いまは1万人いるとも言われています。多くはアニメのキャラのような見た目で、歌を歌ったり、トークをしたりと活動はさまざまです。
日テレは5月、人気Vチューバー約50人と提携し、活動をサポートするネットワーク「V―Clan(ブイクラン)」を作りました。Vチューバーがファンと1対1で電話するイベントを開いたり、出演するオリジナルのネット番組を配信したりしています。ゆくゆくは日テレの番組で生身の芸能人と共演することも検討しています。
大井さんはVチューバーを応援する理由を「新しいエンターテインメントが生まれる可能性があるから」と語ります。Vチューバーの声や動きはいわゆる「中の人」が生み出しています。中の人は、自分の容姿も年齢も性別も関係なく、もう一人の自分=Vチューバーとして活動できます。
「すごく歌が得意なので、かわいい見た目のVチューバーとして披露したい。誰でもそんなことができる時代です」と大井さん。埋もれていたかもしれない歌手の才能を発掘し、エンターテインメントとして届けられるというわけです。
V―Clanには、外見がゴリラや白いふわふわした生き物のようなVチューバーもいます。人という枠も飛び越えて活動し、人気を集めています。V―Clanのメンバーに注目してみてください!!

日テレ探検隊長・ラルフ鈴木(らるふ・すずき)
日本テレビアナウンサー。日本人の父とオーストリア人の母を持ち、小学校から高校まではオーストリアで過ごした。ラルフはクリスチャンネーム。