【日テレ探検隊】動画配信サービスにも力
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テレビ業界の舞台裏に僕、ラルフ鈴木が迫る「日テレ探検隊」。今回のテーマは、「動画配信サービス」です。スマホやパソコンで番組を見られるサービスのことで日テレも力を入れています。
昔はお茶の間のテレビでその時間に放送している番組を楽しむのが普通でした。でも、今はスマホやパソコンでいつでも、どこでも動画を見る時代。テレビ局もライフスタイルの変化にあわせて動画配信サービスに取り組んでいます。
日テレは2014年に有料の「Hulu」を始めました。テレビ番組だけではなく、映画や音楽なども楽しめます。15年には日テレを含めた民放各局が無料の「TVer」をスタート。各局のドラマやバラエティーなどをTVerのサイトにアップし、放送後約1週間見られます。
ところで、どうしてこんなに力を入れるのでしょうか。日テレで動画配信サービスを担当するICT戦略本部の中西亮太さんは「YouTubeやSNSに親しむ人が増えています。テレビを便利に楽しめる環境を整え、テレビ番組に触れてもらいたい」と話します。
テレビ番組をさらに楽しんでもらうため、Huluではドラマのスピンオフなどを配信しています。TVerでは、10月から行われている高校サッカーの地区大会の決勝戦などのライブや見逃し配信もしています。
動画配信サービスには、違法アップロード対策の側面もあります。残念ながらテレビ局の番組がネット上で違法に公開される事例は後を絶ちません。「テレビ局の動画配信サービスの方が画質も良いし、見逃しても安心。ぜひ、公式サービスで楽しんでほしい」と中西さん。
10代の皆さんには、まずは無料のTVerがオススメ。「イッテQ!」などの人気番組をたっぷりお楽しみください!!

隊長・ラルフ鈴木
日本テレビアナウンサー。日本人の父とオーストリア人の母を持ち、小学校から高校まではオーストリアで過ごした。ラルフはクリスチャンネーム。