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君に贈る本大賞 キミ本大賞「スポーツの力を感じさせてくれる本」編 発表(3月27日号)

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 最も読んでほしい「スポーツの力を感じさせてくれる本」は? 全国の中学、高校の先生たちが生徒に薦めたい本を選ぶ「君に贈る本大賞(キミ本大賞)」。6回目となる昨年度は700通を超える応募がありました。大賞のほか、得票数が多かった作品について、先生のコメントとともに紹介します。

 ◎学校名、年齢はアンケート回答時、本の値段は税抜きです。

1位 風が強く吹いている 三浦しをん

 ▽あらすじ
 大学入学を前にした天才ランナー・蔵原走は、ある夜、4年生の先輩・清瀬灰二と出会う。灰二に誘われて転がり込んだ「竹青荘」は、大学の陸上競技部の寮だった!

 住人は自動的に陸上部員となる――。住人10人のほとんどは陸上経験がないが、灰二のたくみな説得により、正月の風物詩・箱根駅伝への出場を目指すことに。灰二の作った練習メニューをこなし、成長を遂げていく中で、10人は自分自身や仲間と向き合うことになる。(新潮文庫、950円)

 〈先生から〉
 「灰二の緻密(ちみつ)なチーム作りに感嘆! 選手一人一人の個性的な走りににやり! 走の力走に勇気づけられました」(大阪府 私立高 50代男性)

 「思わず走り出したくなる青春小説。長い距離を走る、ということは人生にとてもよく似ている」(愛知県 私立中・高 30代女性)

 「娘にすすめられ、読み始めて、ぐいぐい話に魅せられ、一気に読みきった。娘も私も少し心がくじけることがあると、この本を読みかえす。何度も読んで、その度、涙をこぼし、元気をもらう」(東京都 公立中 60代女性)

 「弱い人間が同じ目標を持って一つにまとまりいろんな苦難を乗り越えていく姿は、単に駅伝の頂点を目指すだけでなく人生のすべてに強く挑んでいく事の大切さを教えられます」(愛知県 私立高 50代男性)

 「いわゆる青春モノ、スポ根モノというより、綿密に練られた戦略モノ。スポーツが好きでなくても本当に楽しめる。こんどの箱根駅伝は、これまでとは違う気持ちで見て応援して、泣いてしまいそう」(茨城県 私立高 40代女性)

 「スポーツと無縁の若者が駅伝を通して(つな)ぐ絆に、スポーツの力を感じずにはいられない作品!」(東京都 公立高 30代女性)

 「私も中学生のときに駅伝選手として県大会を走り、苦しくても、みんなが繋いでくれたタスキをゴールまで届けなくてはいけないと思い、普段以上のタイムが出た経験があります。この本を読んでチームで戦う喜びをたくさんの人に感じてもらいたいです」(東京都 公立中 30代男性)

キミ本大賞受賞を受けて、三浦しをん先生が作品に込めた思いを寄稿してくれました!
https://www.yomiuri.co.jp/teen/life/book/20200507-OYT8T50052/

2位 一瞬の風になれ 佐藤多佳子

 神奈川県の公立高校陸上部で、幼なじみの天才スプリンターと全国を目指す新二。4×100mリレーは走力、配置の妙、正確なバトンパス、仲間と築いた全てが問われる。期待を裏切らない爽快な結末。(講談社文庫、全3巻)

仲間との一体感

 〈先生から〉
 「勝負シーンの描写がすごい。特に部活をしている人におすすめ。遊びを犠牲にして得られる、あの仲間との一体感。それがどんなに素晴らしいものか、ばっちり描かれている」(東京都 公立高 40代男性)

 「運動が苦手でも、走るのが遅くても、読めば風を切る疾走感が味わえる」(愛媛県 私立中 50代女性)

 「陸上は個人の競技かと思いきや、部の結束、仲間との温度差など中高生なら誰もが感じる身近な問題にも触れることができる」(愛知県 公立高 30代女性)

 「日々の練習がいかに大切かなど、人の生き方を教えてくれる」(茨城県 公立中 60代男性)

 「陸上部なら誰もが共感するはず!!」(鹿児島県 公立中 20代女性)

3位 バッテリー あさのあつこ

 田舎町へ引っ越してきた天才投手の巧と、相棒となる捕手の豪。このバディを中心に、野球に打ち込む少年たちを描いた長編小説だ。自分の感性と情熱を貫こうとする巧の姿は鮮烈な印象を残す。(角川文庫、全6巻)

反抗期のキミに

 〈先生から〉
 「自信家の巧と、フォローする面倒見のよい豪のやりとりが気持ちいい。ついつい親に生意気なことを言ってしまう、反抗期の生徒に読ませたい」(宮城県 私立中・高 50代女性)

 「主人公は生意気な野球バカなのに、登場人物たちも、読んでいる私たちも、その力にひかれていく」(愛知県 私立高 30代男性)

 「成長するにつれて揺れ動く主人公たちの心が丁寧に描かれていて、中学校の頃を思い出した」(神奈川県 私立中・高 20代女性)

 「中学生の主人公が野球というスポーツを通して成長していくさまは、中高生のみならず、大人になってからも共感を持って楽しめると思う」(埼玉県 私立高 20代女性)

4位 あと少し、もう少し 瀬尾まいこ

 「残り500メートル。この500メートルが俺のすべてだ」。中学最後の駅伝大会に臨む、不良やお調子者ら寄せ集めの6人。各々が秘めた本音と向き合い走る姿が、不調の部長に力を与える。究極のチーム競技を描く青春小説。(新潮文庫、630円)

青春がまぶしい

 〈先生から〉
 「互いに違った境遇でありながら、少しずつ相手を認め、変わっていく生徒たちの姿に感動する」(千葉県 公立中 40代男性)

 「若い美術教師の顧問も含め、それぞれが成長していく姿が素晴らしい」(千葉県 私立中・高 30代男性)

 「各区間のランナーが自分と闘い、仲間を思いやる10分ほどの時間にギュッと詰め込まれた『青春』がまぶしい」(愛媛県 私立中 男性)

 「『中学校はいくら失敗してもいい場所』『中学校のスポーツは技術以上に学ぶものがある』。まさにその通り」(香川県 公立中 40代女性)

5位 心を整える。 長谷部誠

 著者はサッカー日本代表の主将を務め、現在もヨーロッパで活躍を続けている。成功の秘訣(ひけつ)は、自分の心を見つめ、安定させることにあった。サッカーだけでなく、有意義に生きるヒントに満ちた一冊。(幻冬舎文庫、650円)

自分に向かい合う

 〈先生から〉
 「緊迫した場面で心を落ち着かせ、その場でできる最高のパフォーマンスをするために、本書は大いに参考になる」(東京都 私立高 40代男性)

 「今なお欧州の第一線で活躍する長谷部選手。人格も優れ、どの選手からもリスペクトされる彼の心の整え方は必見」(岩手県 公立中 40代男性)

 「単に勝負に『勝つ』のではなく、自分に向かい合い、責任を持って生きる方法が書かれている。スポーツに疎い私でも、自分のこととして読むことができた」(神奈川県 私立中・高 40代女性)

 「長谷部選手自身の経験から、サッカー、スポーツの枠を超えて読者に生き方を教えてくれる」(東京都 私立中・高 20代男性)

 ◇6位  スラムダンク 井上雄彦(集英社、全31巻各390円)
 ◇7位  DIVE!! 森絵都(角川文庫、上下巻各640円)
 ◇8位  ノーサイド・ゲーム 池井戸潤(ダイヤモンド社、1600円)
      武士道シックスティーン 誉田哲也(文春文庫、740円)
 ◇10位 タスキメシ 額賀澪(小学館文庫、750円)

 【集計方法】全国の中学・高校の先生や職員を対象にアンケート調査を実施。「スポーツの力を感じさせてくれる本」をテーマに、10代におすすめの本を挙げてもらった。募集は昨年9月から12月に行い、全国218校から計775の回答があった。

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1215690 0 キミに贈る本大賞 2020/05/12 14:14:00 2020/05/13 12:40:11 2020/05/13 12:40:11 https://www.yomiuri.co.jp/media/2020/05/20200507-OYT8I50022-T.jpg?type=thumbnail

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