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    特集

    読売中高生新聞の企画・連載をお届けします。
    キャンパス アート アワード

    キャンパス アート アワード 名古屋の高3・久保山さんが大賞

     文房具の定番「キャンパスノート」の表紙を飾る中高生の絵が、今年も決定!! 読売中高生新聞と文房具メーカー「コクヨ」が開催した「キャンパスアートアワード2018」(文部科学省、観光庁後援)の最終審査が行われ、名古屋市の市立工芸高校3年、久保山莉恵さんの「赤い電車の春」がグランプリに決まりました。

     コンテストの開催は4回目。前回までと同じく「My Sweet Home Town~地元のイチオシ~」をテーマに作品を募集し、全国40都道府県から、1251点の力作が寄せられました。このコンテストで高校生がグランプリを受賞するのは、史上初となります!

     久保山さんの作品は来年3月頃、キャンパスノートの表紙となって発売される予定です。

    街彩る姿 いつまでも 久保山さんインタビュー

     いつも使っているキャンパスノートの表紙を飾ることができるなんて…驚きでいっぱいですし、こんなにうれしいことはありません!

     小さい頃から通っている造形教室や学校の先生の勧めで、「高校最後の記念に」と応募しました。最近、電車に興味を持つようになったのですが、特にこの名古屋鉄道の赤い電車が街を彩る姿が魅力的だったので、「いつまでも走っていてほしい」という願いを込めて描きました。

     電車は隅々まで精密に、できるだけ本物に近く描くことを意識しました。特に電車の下の部分は難しくて、パーツが目立つよう、あえて少し大げさに描いてあります。色塗りにも時間をかけて、電車の「顔」の一部だけでも、2~3時間はかかりました。

     でも、リアルなだけではノートの表紙になった時につまらないと思って、エビフライや手羽先など、名古屋名物もちりばめてあります。ぜひ、探してみてください!

     私は生まれも育ちも名古屋で、高校卒業後も近くの芸術大学に進学します。赤い電車に乗る機会が増えそうなので、楽しみです。

     きっと春には、この作品のようなきれいな景色が見られると思います。多くの方に、名古屋に来ていただけたらうれしいです。

    審査員の声

    ・芦沢ムネトさん

     「電車好きです!」という思いがすごく伝わってきました。単純にうまいだけでなく、「隠れキャラ」を混ぜる遊び心がいい!! ノートの表紙になったら、きっとかっこいいだろうな…と、今から楽しみです。
    ・林亮太さん

     圧倒されるほどのテクニックと表現力があります。特に電車の精密な描き方は見事。青をバックに、赤をパキっと目立たせる色の対比も、鮮やかで魅力的でした。鉄道好きの男子の作品かと思いましたが、女子の作品とは…!!
    ・ベックさん

     手羽先が隠れているなんて…見つけた時は本当にうれしくなりました! 電車の表面のつるんとした質感も、空のグラデーションもきれい。「赤い電車」をいつまでも残したいという思いにもひかれました。

    2018年12月10日 10時33分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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