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 「効率的な練習方法は?」「ケガや故障をなくしたい」といった運動部にまつわる悩みを解決するフリーマガジンが創刊された。その名も「学校スポーツジャーナル」(通称イマ.チャレ)。創刊にたずさわった筑波大学アスレチックデパートメントの山田晋三さんに狙いを聞いた。

学校スポーツジャーナル(イマ.チャレ)とは

 テーマは「スポーツを通じて、これからの学校教育を考える」。学校スポーツに特化した日本初のフリーマガジンだ。主に指導者向けで、年に3回発行予定。筑波大学、学校教材製作会社エデュシップ、読売新聞が7月に創刊した。希望する学校に無料で配布する。申し込みは  https://eduship.co.jp/imachalle/  から。参考にしたい中高生は先生にお願いしよう。

筑波大学 山田晋三さん インタビュー

効率的な練習やケガ予防 共有

 「イマ.チャレ」の目的は、部活や学校スポーツの課題・解決方法を現場から集め、全国の学校で共有することです。

 モデルとしているのが、全米大学体育協会(NCAA)の仕組みです。1200校以上の大学が加盟しているのですが、どの大学も同じような課題を抱えています。たとえば、選手の安全対策や学業との両立方法などですね。

 NCAAは、こうした課題について加盟校がどう対策を取り、その結果はどうだったのかを集約。レベルに応じて共通のルールや方針を決めているのです。スポーツ科学の最新の研究に基づく新たな視点がでてくれば、ルールも柔軟に変えていきます。

 筑波大学は2018年、日本で初めて「アスレチックデパートメント(学校スポーツ局)」を設置しました。

 それまでは、指導方法や安全対策を部に任せていましたが、「学校」として対応するための組織です。現在は、硬式野球部、男女バレーボール部、男女ハンドボール部の計5チームが参加しています。

 改革を進めるなかで、硬式野球部やハンドボール部では目に見える結果も出てきています。

 日本の中学・高校の部活の現場を見ていると、活動内容は「他の学校には秘密」になりがちです。どう教え、どう安全を守っていくのか、先生も生徒も手探りしながらという状況だと思います。

 だから、みんなが工夫していることや、しっかりした研究に裏付けられた最新の練習方法などを共有したいと考えています。それが「イマ.チャレ」を創刊した狙いです。みんなで協力して、より良いスポーツ環境を作っていきましょう。

山田晋三(やまだ・しんぞう)
筑波大学アスレチックデパートメントの副アスレチックディレクターとして、スポーツ教育改革を進めている。元アメリカンフットボールプレーヤーで、関西学院大学で活躍後、アメリカのリーグ「XFL」でプロ選手に。U―19日本代表や社会人チームのヘッドコーチも歴任した。

筑波大学運動部の取り組み

チーム練習 絞ってメリハリ

 男子ハンドボール部は、19年4月から、ミーティングを含むチームの練習時間を週20時間以内とした。全体の時間を絞った結果、一つひとつの練習の意図や強化ポイントが明確になった。チームは強くなり、その年の11月にはインカレで14年ぶりに優勝した。

プールで冷却 熱中症が激減

 硬式野球部では18年4月から、猛暑日が予想される日は「20分に1度、休憩する」「正午~午後3時は練習しない」とルールを設けた。熱中症を予防するには、熱くなった体を一気に冷やすことが大切だ。大学が冷水プールを用意し、野球部やハンドボール部では練習後にプールで体を冷やすことを義務化。熱中症になる選手が激減した。

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