小野友樹「収録に必ずお菓子」、つるの剛士「定番、なくなると衝撃」…中高生1万人アンケ(7)

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 お菓子に魅せられているのは10代だけではありません。長年、日本生まれのお菓子を愛しつづけてきた大人たちはその進化の歴史に何を感じるのでしょうか。お菓子ファンとして知られる声優の小野友樹さんと俳優のつるの剛士さんに話を聞きました。

魅力は「伝統と進歩の共存」 声優 小野友樹さん

 スナック菓子歴は30年近く。声優になった今も毎日のように食べていて、人生のパートナーのような存在ですね(笑)。

 小中高の時はサッカー部だったので、ハードな練習の後にはお菓子が必需品でした。ポッキー、たけのこの里、Jリーグチップス……。一人でコンビニに寄って食べていました。

 その習慣は今でも続いていて、アニメの収録には必ずお菓子を買い込んで臨みます。収録って実は長丁場。30分アニメで1本5時間に及ぶこともあって、収録中に空腹を感じたらお菓子をつまんでいます。おなかの音もノイズになりますから。

 収録のお供はチョコレート系が多いです。のどの水分が取られるものや、むせやすい粉もの、パサパサしたものは避けています。他の声優さんとの会話のきっかけにもなります。

 日本のスナック菓子の魅力は「伝統と進歩の共存」にあると思います。ポッキーのように昔から大きく変わらないものがありつつ、4層構造になっているエアリアルのように技術の進歩が生んだ新しいお菓子もある。定番商品も、時代の流行に合わせて味付けを微調整するなど、変化を加えているそうです。そうした企業努力も魅力ですよね。

 細かい趣向が凝らされているのも、日本らしさです。ポッキーの箱もそうですが、自立できる作りになっていたり、じゃがりこなどはパッケージに小ネタが仕込まれたりしています。

 「じゃがりこ」、ターゲットはJK>>

 外国人観光客の人たちには、地域限定商品や期間限定のアニメとのコラボ商品なども人気になりそうですが、それもこれも消費者を少しでも楽しませようという日本人の気持ちが生んだ工夫。コンビニなどで気軽に触れられる日本らしさではないでしょうか。

 おの・ゆうき 声優。1984年生まれ。静岡県出身。「黒子のバスケ」の火神大我役や「ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない」の東方仗助役などアニメ代表作多数。番組MCや歌手などとしても、幅広く活躍している。

定番商品はもはや伝統文化 俳優 つるの剛士さん

 ポテトチップス、キャベツ太郎、そしてモロッコヨーグル……。子どもの頃からお菓子が大好きでしたけど、大人になった今思うのは、スナック菓子は間違いなく日本の“伝統文化”になりつつあるということです。

 ポテトチップスに代表されるロングセラー商品には、ふるいにかけられて残ってきたものの強さを感じます。僕には高校生から3歳までの5人の子どもがいるのですが、全員がお菓子好き。買っておいたポテトチップスはすぐになくなります。

 タピオカに夢中になっている中学生の娘が、自分が子どもの頃から慣れ親しんできたお菓子を喜んで食べているわけですから(笑)。いわゆる定番商品は、はやり廃りとは違う次元に来つつあるのではないかと思います。

 ただ、伝統もみんなで守り続けなければ廃れるように、定番商品も永遠というわけではありません。カールが東日本での販売を終了したことでは、それを実感させられました。

 定番のお菓子が自分の身の回りからなくなる衝撃と、自分が大好きなものが世間で受け入れられなかったのかという寂しさが入り交じり、カールに貢献できなかった無力感を感じました。「もっと食べてあげればよかった」と……(泣)。お菓子の文化を守り、発展させていくためには、みんなが楽しく食べ続けないといけないなと思いました。

 今回のアンケートは日本に来た外国人向けにオススメ商品を紹介するという趣旨だそうですが、外国人が日本のお菓子をどう見るかという点にも、ものすごく興味があります。外国人は我々にとっては当たり前のものに興味を持つことがありますから。私たちが気付かない日本のお菓子の新たな魅力を発見してくれるかもしれません。

 ◇つるの・たけし 俳優、歌手。1975年生まれ。福岡県出身。「ウルトラマンダイナ」で主役のアスカ・シンを熱演。バラエティー番組でも活躍している。2男3女の父で育児休業を2度経験。イクメンとしても知られる。

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886605 0 日本のお菓子応援団 2019/11/08 05:20:00 2019/11/08 15:39:26 https://www.yomiuri.co.jp/media/2019/11/20191107-OYT8I50013-T.jpg?type=thumbnail

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