「グミ」人気の秘密 担当者に直撃

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 お菓子メーカー各社がしのぎを削る中で進化した日本のグミ。編集室では今秋、実施した中高生1万人アンケートで上位に入った「果汁グミ」(明治)、「ピュレグミ」(カンロ)、「コロロ」(UHA味覚糖)の人気の秘密を各社の担当者に直撃取材した。アンケートで寄せられた10代の声とともに紹介する。

大人女子に照準…ピュレグミ

 2002年に発売された「ピュレグミ」は、まずかわいらしい包装が目を引く。酸っぱい味も魅力だ。

 カンロによると、グミは、1991年から発売していたが、子ども向け商品はあまり伸びず、2000年頃、切り札として、「大人の女性のためのリフレッシュグミ」の開発に乗り出した。

 果肉的な食感のグミはハート形。「すっぱいパウダー」と呼ぶ酸味料で、リフレッシュ。バッグから出しても恥ずかしくないオシャレな包装は、小ぶりだが内容量を確保するため底面積は広めにし、腹ぺこ女子への気配りも。マーケティング本部の木本康之さん(46)は、「疲れを取る酸っぱさと果肉食感のおいしさは万国共通のはず。外国人の旅疲れも癒やします」と話している。

◆10代の声

 かめばかむほど甘さが出てくる。酸っぱさの刺激の後、甘さがやみつきになる。(大阪・上宮高2年女子)

 リーズナブルな上どれもジューシー。フルーツの味の良さがひきたっている。日本の技術の高さも伝わるし、お土産にもオススメ。(愛知・杏和高3年女子)

堂々シェア No.1…果汁グミ

 中高生新聞のアンケートでも上位に入り、調査会社の調査でもグミのシェア(占有率)No.1に君臨するのが「果汁グミ」だ。

 発売元の明治は1980年、初の国産グミ「コーラアップ」を売り出した先駆者的存在で、果汁グミはそれに次ぐヒット商品として、88年に発売された。

 特徴は着色料は使わず、グレープやモモなどの濃縮された果汁を使用したこと。女子向けにフルーツ系のフレーバーにしたという。

 発売以来、果汁の配合割合や香料の種類や量の微調整を続け、本物の果物の味に近づける工夫を続けている。マーケティング担当の吉川尚吾さん(43)は「日本独特の繊細な味を楽しんでもらえる商品に成長した」と胸を張った。

◆10代の声

 外国のグミと比べてとてもやわらかく、一口食べると甘い果実の味が口いっぱいに広がる。グミ好きの日本人も認めるグミだと思う。(愛知・はとり中2年女子)

 グミが果物の形をしていて、見た目も楽しめるからオススメです。味も果物の味を忠実に再現していて、外国の人たちも好きになってくれるはず。(岐阜・川辺中1年女子)

はじける歯ごたえ…コロロ

 2014年、グミ界の黒船的な存在として登場したのがコロロだ。グミ本体をコラーゲンの皮で包み、果物がはじけるような歯ごたえを実現。一時は生産が追いつかないほどのヒット商品となった。

 名前の由来はコロッとした外見とAKB48だ。当時、メンバーの渡辺麻友さんが「まゆゆ」、島崎遥香さんが「ぱるる」と親しまれていたのを参考にした。

 やわらかい食感を追求した製法は特許技術。外国人にも人気が高く、特に春節(中国の旧正月)の時期は、中国人が縁起物の白桃味をこぞって買い求める。UHA味覚糖のマーケティング担当の西田優子さんは「日本の技術力の高さを実感してもらえるはず。他にはないみずみずしい食感を楽しんでほしい」と語る。

◆10代の声

 果実そのものを食べている気がするのと、果実の味が1粒に凝縮されていて、食べたときに広がる味がたまらないから。(岩手・大船渡市立第一中3年男子)

 海外の人たちは、圧倒的「ぶどう」の再現度に驚くのではないでしょうか。(東京・渋谷教育学園渋谷高1年女子)

日本のグミ 外国人が熱視線
中高生1万人が選ぶ「外国人にオススメしたい日本のお菓子TOP20」

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934776 0 日本のお菓子応援団 2019/12/06 05:20:00 2019/12/06 11:35:34 https://www.yomiuri.co.jp/media/2019/12/20191204-OYT8I50040-T.jpg?type=thumbnail

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