「シャドバ」女性限定大会~エンタメ色満載のリーグ戦も

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テーブルを挟んで対戦する参加者たち(2018年11月23日、千葉市の幕張メッセで)
テーブルを挟んで対戦する参加者たち(2018年11月23日、千葉市の幕張メッセで)

 国内の「eスポーツ」ブームをけん引してきたスマートフォン向け人気カードゲーム「シャドウバース」の女性限定大会が幕張メッセ(千葉市)などで開かれ、当初の想定の倍となる約250人が「初代女王」の座をかけて対戦した。女性限定eスポーツ大会としては、ソニー・ミュージックグループも来春から芸能プロダクション対抗リーグ戦を本格運営する予定で、今後、女性をブームに巻き込んだ取り組みが広がりそうだ。

 シャドウバースは「グランブルーファンタジー」などと並ぶ、サイゲームス社の代表作。体力や攻撃力がそれぞれ異なる妖精たち(カード)を交互に繰り出し、勝敗を決する。ダークファンタジーと呼ばれる世界観が若者を中心に支持され、2016年6月のリリースから今年8月までに1900万ダウンロードを達成。コンピューターとの対戦も可能だが、大会では「頭脳スポーツ」としてライバルとの対戦を楽しむ。来月には優勝賞金1億円超の世界大会が幕張メッセで開かれることでも注目されている。

定員倍増、会場でひざ掛け配布サービスも

会場にはひざ掛け用のブランケットも用意された
会場にはひざ掛け用のブランケットも用意された

 シャドウバースの女性限定大会「クイーンカップ2018」は、今年10月に参加者128人を募集したところ、約450人の応募があったため、抽選のうえ参加者を256人に倍増した。優勝賞金15万円、賞金総額30万円と、最近のeスポーツ大会としては控えめながら、公式戦初の女性限定大会となったことが関心を集めたとみられる。

 23日に行われた予選ラウンドは、勝ち負けの数が近い者同士を組み合わせるスイスドロー方式で行われた。25日に準決勝と決勝が東京都内で行われ、「なしこ。」選手が「みゃこ」選手を2勝1敗で退けて初優勝した。

 幕張メッセの会場では、選手にひざ掛け用のブランケットが配布されるなど、女性が主役ならではの大会作りが見られた。選手には試合前に専用アプリが配布され、次の対戦が行われる時刻やテーブル、本人の対戦成績などをリアルタイムで案内する、きめ細やかなサービスも提供された。

 選手たちは着席すると、一礼してから対戦を始めるなどマナーを守る人が多かった。対戦中は無言でスマホを操作するだけだが、終わるとうち解け合って楽しそうに試合を振り返るテーブルもあった。一方で、負けが込んだのか、選手が勝手にリタイアしたため対戦相手が不戦勝となるテーブルも少なくなかった。

「いい経験に」「公認大会なので安心」

選手に配布された対戦用アプリ(写真はイメージです。サイゲームス提供)
選手に配布された対戦用アプリ(写真はイメージです。サイゲームス提供)

 東京都杉並区から参加した派遣社員の女性(30)は、「ふだんはオンラインで友人と対戦しているが、女性限定大会なら上位に行けるかもしれないから」と応募したという。とはいえ、初対面の人と向かい合わせで対戦するのは初めてで、「いい経験になるけれど、緊張しすぎておなかが痛い……」と苦笑いも。

 川崎市から来た女性(24)は「シャドウバースをやっているのは、ほとんど男性と聞いていた。今回、応募多数で抽選までしたと聞いてびっくりした。サイゲームス公認大会なので安心して参加できたのは良かった」と振り返った。

 別の参加者(24)は「女性限定という点はあまり意識しなかったが、女性でも強い人がいるものだと分かったのは収穫。もう少し強くなったら、また出場してみたい」と語った。

女性タレントの真剣勝負をエンタメに~「eQリーグ」来春開幕

今夏行われたプレシーズンマッチで喜びを爆発させる女性タレントたち(ソニー・ミュージックコミュニケーションズ提供)
今夏行われたプレシーズンマッチで喜びを爆発させる女性タレントたち(ソニー・ミュージックコミュニケーションズ提供)

 ソニー・ミュージックグループが手がける芸能プロダクション対抗リーグ戦「eQリーグ」は、ファーストシーズンが来年1月14日から4月13日まで都内で開催される。

 ホリプロ、オスカープロモーション、スターダストプロモーションなどの芸能プロダクション8社が女性だけのチームを送り込み、「スーパーボンバーマンR」「太鼓の達人 セッションでドドンがドン!」「OVERCOOKED!2」の3タイトルで対戦する。

 「事務所の看板を背負った女性タレント同士の真剣勝負」を前面に押し出す戦略で、大会の模様はライブイベントとして公開するほか、インターネットでも配信する。

 ソニー・ミュージックグループらしい“eスポーツエンタメ”となったことについて、岸治樹プロデューサーは「ファンが一緒に応援したくなるように、シンプルなコンセプトを掲げた。プロゲーマーとは異なるeスポーツを、どこよりも早くやってしまおうという発想だ」と語っている。(笠井智大)

【関連サイト】
Shadowverse Queen Cup2018
eQリーグ 芸能人女子エンタメeスポーツクイーン決定戦

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60325 0 トピックス 2018/11/26 13:00:00 2018/11/26 13:00:00 https://www.yomiuri.co.jp/media/2019/01/20181126-OYT8I50016-T.jpg?type=thumbnail

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