eスポーツの五輪採用へ「ゲームのカテゴリー分けも」~アジア連盟会長

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日本eスポーツ連合の岡村秀樹会長(左)と握手するアジアeスポーツ連盟のケニス・フォック会長(2019年1月26日、千葉市で)
日本eスポーツ連合の岡村秀樹会長(左)と握手するアジアeスポーツ連盟のケニス・フォック会長(2019年1月26日、千葉市で)

 アジアeスポーツ連盟(AESF)のケニス・フォック会長が26日、千葉市内で記者会見し、eスポーツがオリンピックの正式種目として採用される見通しについて、「いずれ正式種目になると考えられるが、いつになるかは定かではない」と述べ、時間をかけて実現を図る考えを強調した。

 AESFには日本を含む45の国と地域が加盟している。昨年のアジア競技大会(インドネシア)ではAESFの主導でeスポーツが公開種目として実施され、次回2022年の中国・杭州大会では正式種目に昇格することも決まっている。しかし、昨年12月にスイスで開かれたオリンピックサミットで、国際オリンピック委員会(IOC)はeスポーツのオリンピック採用は時期尚早との声明を発表していた。

 フォック会長はIOCの声明を受けて「我々の究極の目標はeスポーツがオリンピック種目に認められること」としつつも、「今はやるべきことをやる」と述べ、各国政府や企業・団体との協業を深めてeスポーツが持つ「プロフェッショナリズム」や「規律」といった価値を広めることの重要性を繰り返し指摘した。

 IOCが声明の中で「いくつかのeスポーツはオリンピックの価値と両立しない」と明言したことについては、ゲームの中毒性や暴力的表現などの課題を挙げたうえで、IOCメンバーがどこに懸念を抱いているのかを具体的に分析するための研究組織が必要との考えを明らかにした。映画のレイティングの仕組みを例に挙げ、「ゲームのカテゴリーを分ける仕組みがどのように整備されるべきかも研究しなければならない」とも述べた。

 IOCメンバーに直接、働きかける前に、自らこうした懸念を払拭することで、eスポーツもオリンピックの価値を共有できることを示していく考えだ。(笠井智大)

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405421 0 トピックス 2019/01/28 10:00:00 2019/01/28 10:00:00 https://www.yomiuri.co.jp/media/2019/01/20190128-OYT8I50005-T.jpg?type=thumbnail

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