時事情報 しっかり蓄積…東洋大「新聞活用プロジェクト」

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 読売新聞社と朝日新聞社の協力で東洋大学が実施している「新聞活用プロジェクト」は、開始から半年がたった。プロジェクトに参加する社会学部メディアコミュニケーション学科の1年生約160人からは、新聞を読むことの効果を実感する声が上がっている。

 プロジェクトでは、同学科の学生が二つの新聞のいずれかを定期購読し、ゼミなどで新聞を活用しながら学ぶほか、「職場体験」などで、新聞社が新聞制作以外にも多彩な事業を手がけていることも知ってもらう。 

写真記者の指導のもと、模擬謝罪会見で報道写真の撮り方を学ぶ東洋大学の学生たち(9月13日、読売新聞東京本社で)
写真記者の指導のもと、模擬謝罪会見で報道写真の撮り方を学ぶ東洋大学の学生たち(9月13日、読売新聞東京本社で)

 9月13日に読売新聞社が東京本社内で実施した職場体験では、模擬「謝罪会見」で報道写真の撮り方を学んだ。また、事業局の巨人戦営業戦略担当社員の案内で、東京ドームの内部を見学するなどした。朝日新聞社が8月に実施した職場体験では、東京本社内の新聞編集の現場や印刷工場などを見学した。

 参加した斎藤朱里さんは「新聞社には様々な仕事があり、それぞれが専門性を持っていることを学んだ。野球が好きなので球場の裏側を見られて感動した」と話していた。

 新聞を使った学びは学生に好評だった。清家佑香さんは「学食で友人8人とご飯を食べた時、ゼミで読み比べた社説の話題になり、改憲賛成、反対で盛り上がった」と話す。このほか、「話題が増えて年上の人とのコミュニケーション能力が高まった」(三原梨香さん)、「テレビと違って新聞は読み返せるので、背景などを踏み込んで考えられるようになった」(馬場かおりさん)などの声もあった。

 同学科の薗部靖史准教授は半年間の成果について、「時事問題に関する情報が学生に着実に蓄積され、明確な根拠を示しながら議論できるようになった」と話す。10月からは、朝日を購読する学生は読売、読売を購読する学生は朝日に切り替わる。学生たちは新たな視点から、情報収集力、分析力、判断力などを養う予定。

◇新聞活用プロジェクトの半年間の主な取り組み

4月ガイダンスで読売新聞社員と朝日新聞社員が新聞活用法などを指導
6つのゼミがスタート
6月シンポジウム「新聞の未来」を開催。新聞社が考える新聞の役割や将来像を両社の社員が語り、学生と対話
7月読売新聞社の橋本五郎特別編集委員が「知とメディア」と題して講演
8月朝日新聞社による職場体験
9月読売新聞社による職場体験に希望者20人が参加。編成記者から新聞の見出しやレイアウトの極意を、写真記者から写真を新聞に載せる意義などを学んだほか、東京ドームを見学
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406482 0 トピックス 2018/10/01 16:00:00 2019/01/30 10:19:54 https://www.yomiuri.co.jp/media/2019/01/20190129-OYT8I50057-T.jpg?type=thumbnail

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