被災地の「希望」背負って~釜石鵜住居復興スタジアム

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「羽ばたき」と「船出」をイメージしたバックスタンド
「羽ばたき」と「船出」をイメージしたバックスタンド

 開幕までおよそ1年に迫ったラグビー・ワールドカップ日本大会。国内12か所の開催都市のうち、唯一の新設スタジアムとなるのが、「釜石鵜住居(うのすまい)復興スタジアム」(岩手県釜石市)だ。収容人数や交通の便で他の競技場にはかなわないが、周囲の自然と調和した美しいデザインや震災復興への希望が満ちあふれ、別格の存在感を放っている。

 JR釜石駅から車で国道45号線を北へ約20分。峠を越え、トンネルを抜けた先に、スタジアムはある。周囲を囲うものもなく、開放感がいっぱいで、国道からバックスタンドがよく見えた。

 もともと鵜住居は鵜住居川の河口に開けた小さな集落だったが、7年前の大津波で壊滅的な打撃を受けた。スタジアムは、鵜住居小学校と釜石東中学校の校舎跡地をかさ上げした約9ヘクタールの敷地に建設され、今年7月末に完成した。

周囲の自然に溶け込むデザイン

耐久性の高いハイブリッド芝を採用
耐久性の高いハイブリッド芝を採用
シカよけの電気柵がピッチを囲む
シカよけの電気柵がピッチを囲む

 「羽ばたき」と「船出」をイメージした白い大屋根を持つバックスタンドに立つ。ピッチの芝が周囲の山々の緑に溶け込み、美しい。

 「ハイブリッド芝と聞いていたが、(表面は)天然芝だったので足回りは問題なかった。いいグラウンドだ」。8月19日、スタジアムのこけら落としイベントに参加した地元のクラブチーム、釜石シーウェイブスの小野航大キャプテンは太鼓判を押す。

 ハイブリッド芝とは、ピッチ全体に人工繊維を敷き詰め、その上で天然芝を育てることで、人工芝に近い耐久性を持たせているという。

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406529 0 トピックス 2018/08/23 12:00:00 2019/02/01 19:35:51 https://www.yomiuri.co.jp/media/2019/01/20190129-OYT8I50059-T.jpg?type=thumbnail

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