世界最大級の音楽祭「BBCプロムス」 日本初開催 演奏動画も

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 英国で毎年夏に2か月にわたって開催される世界最大級のクラシック音楽祭「BBC Proms(プロムス)」。その日本版、「大和証券グループ presents BBC Proms JAPAN(プロムスジャパン) 2019」(読売新聞社ほか主催)が、10月30日から11日4日までの6日間、東京と大阪で初めて開催されます。本場のBBCスコティッシュ交響楽団が初来日し、バイオリニストのワディム・レーピンや葉加瀬太郎、ピアニストのユリアンナ・アヴデーエワら世界的な音楽家と共演。読売新聞オンラインでは、今年6月に撮影された、歴史あるプロムスに初出演するチェリスト・宮田大さんの演奏動画を特別公開します。宮田さんへのインタビューやイベントの企画担当者への取材を通じて、「BBCプロムスジャパン」の魅力に迫りました。

チェリスト宮田大 BBCプロムスを語る

【サンサーンス「白鳥」を演奏する宮田大さん】

 2009年、パリで開かれた最難関のロストロポーヴィチ国際コンクールで日本人として初優勝し、国際舞台で活躍するチェリスト・宮田大さん(33)。宇都宮市出身の宮田さんは、BBCプロムスジャパンで11月3日のプログラム「日本を代表する次世代のソリスト達」に出演し、エルガーの「チェロ協奏曲」を披露します。(聞き手・宇都宮支局 鯨井政紀)

 ――BBCプロムスはどのような音楽祭か。

 「世界的にもとても有名な音楽祭。日本で初開催となる記念すべき第1回に出演の案内をいただけたことと、チェロの曲をプログラムの中に組み込んでいただいたことはとてもうれしい」

 ――音楽祭発祥の地である英国のオーケストラと英国を代表する作曲家・エルガーのチェロ協奏曲を共演する。

 「エルガーのチェロ協奏曲は、チェロらしさがその曲調に存分に表れている。オペラを見ているかのような曲で、テクニックを見せるというよりは、歌心を持って『歌い込む』ところが多くあるのが特徴。イギリスの作曲家の作品を、その地で生まれ育ち音楽を創っている楽団の方々と演奏できることはとても有意義な時間になる。

 イギリスの音楽性は、気品があり、見た目はしゃきっとしているが、内面では煮えたぎるようなものがある。内側からあふれるパワーをお客さんにも伝えたい」

 ――コンサートをどのように楽しんでもらいたいか。

 「BBCプロムスが日本で初めて開催される『歴史的な日』に立ち会えたと思っていただき、目と耳に演奏を焼き付けて帰ってもらえたらうれしい。聴いてくださるお客さんに、数十年後など、『(日本で初開催となった)1回目の演奏会を見に行ったんだよ』と言ってもらえるような演奏会にしたい」

 「(コンサートでは)その時、その瞬間にしか聴けない音楽が生まれる。ぜひ、その瞬間の『立会人』になってほしい。年相応に感じた音楽を最高の水準で表現できたらと思う。今後も、新しい曲にもどんどん取り組んで発表していきたいですね」

BBCプロムスジャパン出演への意気込みなどを語る宮田さん(7月8日、宇都宮市で)
BBCプロムスジャパン出演への意気込みなどを語る宮田さん(7月8日、宇都宮市で)

 【略歴】 みやた・だい 1986年生まれ。宇都宮市出身。3歳でチェロを始める。桐朋学園大在学中の2005年、第74回日本音楽コンクールチェロ部門第1位。09年、若手チェロ奏者の登竜門とされるロストロポーヴィチ国際チェロコンクールで日本人として初優勝。BBCスコティッシュ交響楽団と共演した「エルガー・チェロ協奏曲」ほかのCD(日本コロムビア)が10月末発売予定。

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758048 0 トピックス 2019/08/23 11:00:00 2019/08/23 11:39:07 https://www.yomiuri.co.jp/media/2019/08/20190820-OYT8I50025-T.jpg?type=thumbnail

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