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「総選挙の前哨戦」衆参補選・再選挙の構図をミニ解説

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(写真はイメージです)
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 4月25日投票の衆参補欠選挙と再選挙は、菅政権発足後、初めての国政選挙で、秋までに行われる衆議院解散・総選挙の前哨戦と位置づけられます。与党は高齢者向けの新型コロナワクチン接種開始や、日米首脳会談などが追い風になると期待しています。ただ、衆院北海道2区補選に自民党は候補者を擁立せず、野党の支持基盤が強い参院長野選挙区の補欠選挙では逆風が予想されます。選挙買収事件からの出直しを図る参院広島選挙区の再選挙も取りこぼした場合、衆院解散のタイミングを探る菅首相の求心力に影響を与えることになります。(読売新聞オンライン・八角一紀)

【衆院北海道2区】擁立見送り…自民票の行方は

 大手鶏卵会社の代表から賄賂を受け取ったとして、収賄罪で在宅起訴された吉川貴盛・元農相(自民を離党)の議員辞職に伴う補欠選挙です。自民党は「事態を重く受け止めて深く反省し、襟を正し、有権者の信頼回復に努めることを優先すべきだと考えた」(菅首相)として、候補者を擁立しませんでした。

 野党では共産党が公認候補の擁立を見送り、立憲民主党の松木謙公・前衆議院議員に一本化しました。日本維新の会は前道議を擁立しました。自民支持層の行方や野党支持票の動向がカギを握りそうです。

【参院長野】野党は一枚岩になれるか

 新型コロナウイルスに感染した羽田雄一郎・元国土交通相の死去に伴う補欠選挙です。羽田氏は検査に向かう途中の車で「俺、肺炎かな」と言った直後に意識を失い、搬送先の病院で亡くなりました。立憲民主党は「弔い合戦」として雄一郎氏の弟の羽田次郎氏を擁立し、公認しました。

 自民党は、元衆議院議員で医師の小松裕氏を公認候補として擁立し、事実上の与野党対決の構図です。

 次郎氏は元首相の父・孜氏の秘書を務め、強固な後援会組織を引き継いでいます。ただ、日米同盟見直しなどを盛り込んだ政策協定を共産党の地元組織と結んだことに国民民主党が反発するなど、野党は一枚岩ではありません。自民党は2019年参議院議員選挙で雄一郎氏に14万票超の大差で敗れているため、雪辱を期しています。

立候補者
小松  裕(59)自新 (元)衆院議員〈公〉
羽田 次郎(51)立新 (元)衆院議員秘書〈共〉〈国〉〈社〉
神谷幸太郎(44)N新 党職員
(敬称略、届け出順。〈 〉囲みは推薦政党。(元)は前職を含む。年齢は投票日現在)

【参院広島】保守王国で議席死守できるか

 2019年の参院選を巡る大規模買収事件で有罪が確定した河井案里氏(自民党を離党)の当選無効に伴う選挙です。自民党は、元経済産業省職員で新人の西田英範氏を公認しました。保守王国と呼ばれる広島での議席死守は至上命令です。岸田文雄・前政調会長が3度目となる自民党県連会長に就き、陣頭指揮を執ります。「ポスト菅」を目指す岸田氏にとって正念場ともいえます。公明党の斉藤鉄夫副代表を衆院広島3区の候補予定者としたことで生じた自公のきしみも影響しそうです。

 野党陣営は、フリーアナウンサーで新人の宮口治子氏を立憲民主、国民民主、社民各党が推薦しました。陣営は政党色を出さないようにするため、共産党を支援の枠組みに含めないなど、態勢構築に腐心し、無党派層の取り込みを図ります。地元で影響力の強い労働組合の支持を全面的に得ることも狙っています。

立候補者
宮口 治子(45)諸新 アナウンサー〈立〉〈国〉〈社〉
佐藤 周一(45)無新 介護ヘルパー
大山  宏(72)無新 市民団体会長
玉田 憲勲(63)無新 内科医師
西田 英範(39)自新 (元)経産省職員〈公〉
山本 貴平(46)N新 党職員
(敬称略、届け出順。〈 〉囲みは推薦政党。(元)は前職を含む。年齢は投票日現在)

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1980043 0 トピックス 2021/04/12 17:00:00 2021/04/13 17:17:03 https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/04/20210413-OYT8I50027-T.jpg?type=thumbnail

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