新型コロナウイルスって?

風邪とどう違うの?

コロナウイルス

 コロナウイルスは元々ありふれた風邪を引き起こすウイルス。新型コロナウイルスでも半分の人は感染しても気づかなかったり、風邪の症状で終わったりすることが多い。けれども、一部の人では重い肺炎を起こし、時に命に関わる。

 風邪の場合、ウイルスは主に鼻の奥やのどで増え、症状もこの部分が目立つが、肺炎になると、呼吸器の奥へ広がり、呼吸が困難になる。新型コロナウイルスは、通常の風邪ウイルスよりも肺炎を起こしやすい傾向が分かってきた。治療と予防法の実現に向け、世界中で研究が急がれている。

ウイルスの感染力は?

    • 新型
      コロナウイルス

      致死率

      4.5%

      (2020/3/25現在)

    • 死者

      18,440

      感染者

      414,179

    • SARS

      致死率

      9.6%

      (2003年に終息宣言)

    • 死者

      774

      感染者

      8,098

    • MERS

      致死率

      34.4%

      (2019年11月現在)

    • 死者

      858

      感染者

      2,494

出典:WHO、国立感染症研究所

 2019年12月に中国湖北省で最初の感染者が出て、3月上旬には世界で10万人を超えた。ウイルスが感染する力は、一人の感染者が何人にうつすか、その人数で表される。世界保健機関(WHO)は現時点で、1.4~2.5人とみている。インフルエンザは約2人なので、これと同じ程度といえる。だが、感染の広がりは環境や衛生状況でも大きく変わる。清潔な状態を保ち、濃厚接触を避けることで感染リスクは下げられる。

感染力の比較
出典:WHO、厚生労働省

症状の重さは?

症状の経過

 感染がわかった人の5割は軽い風邪か、ほぼ無症状で終わる。3割は、発熱などでつらい状態になるが、入院までには至らない。残る2割が、悪化して入院が必要になる。人工呼吸器など集中治療が必要になる重症者は、5%程度とみられている。

どんな経路で感染するの?

感染経路

 主な感染経路は、せきやくしゃみから出たしぶきを吸い込む「飛沫感染」と、ウイルスがついた手すりなどを握り、その手で口や鼻、目を触りウイルスが体内に入る「接触感染」の二つ。

「濃厚接触」って?

濃厚接触

 濃厚接触の英語は「close contact」で、「近い」「密接な」接触を指す。具体的には、感染者や感染が疑われる人との同居や、車内や航空機内で長時間一緒にいること、会話が出来る距離(2m以内)で一緒に過ごす場合などを指す。職場や宴会で、近い距離で長時間過ごすと濃厚接触となりうる。

ウイルスはどれくらい生きている?

 WHOは、新型コロナウイルスは外で「数時間から最大数日間」生きるとしている。米国立衛生研究所(NIH)の報告によると、エアロゾル(飛沫)で3時間、段ボールの表面で24時間、ステンレスの上では2、3日生きることもある。他の研究では、一般的な風邪の症状を起こすコロナウイルスは3時間、インフルエンザウイルスは1~2日、重症急性呼吸器症候群(SARS)のウイルスは3~4日などと報告されている。

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