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新型コロナウイルスって?

新型コロナウイルスって?

新型コロナの感染リスク

年代別死者数 感染者のうち、十雨消化する人の割合

ワクチンを接種するかどうかの判断には、新型コロナウイルス感染症にかかるリスクを、よく理解することも大事だ。

死亡や重症化のリスクは高齢者が高い。死者の9割弱は70歳以上だ。高齢者に多い糖尿病や心臓病などの病気もリスクを上げる。

日本の感染者は、20~40歳代が全体の半数を占めている。社会活動が盛んな若者や中年は感染リスクが高く、感染すれば家族や職場に広げる恐れがある。仕事や学校を長期間休むリスクもある。

後遺症の割合

新型コロナは後遺症の報告が多く、深刻なリスクになっている。後遺症は中等症や軽症でも報告され、20~30歳代の若者でも起きる。国立国際医療研究センター(東京都新宿区)の退院患者63人の調査では、発症2か月後で48%、4か月後でも27%が後遺症に苦しんでいた。息苦しさ、嗅覚異常、疲労感は2か月後で15%以上にみられた。脱毛に悩む人も24%いて、外見上の悩みでなかなか社会生活に戻れないケースもあるという。

ウイルスの感染力は?

    • 新型
      コロナウイルス

      致死率

      2.1%

      (2021/4/16現在)

    • 死者

      約298万

      感染者

      約1億3900万

    • SARS

      致死率

      9.6%

      (2003年に終息宣言)

    • 死者

      774

      感染者

      8,098

    • MERS

      致死率

      34.4%

      (2019年11月現在)

    • 死者

      858

      感染者

      2,494

出典:WHO、国立感染症研究所

2019年12月に中国湖北省で最初の感染者が出て、20年3月上旬には世界で10万人、4月上旬に100万人、21年1月には1億人に達するなど、感染拡大の勢いは収まらない。致死率は、21年4月16日現在の世界全体で2.1%、日本では1.8%だ。無症状で検査を受けていない感染も考慮すると、実際の致死率はさらに下がるだろう。

ウイルスが感染する力は、1人の感染者が何人にうつすかで表される。1人を超えれば感染拡大、1人未満であれば減少し流行収束に向かう。世界保健機関(WHO)は、1.4~2.5人とみている。インフルエンザは約2人で、同程度といえる。だが、感染の広がりは衛生状況や対策次第で変わる。清潔を保ち、「3密(密閉、密集、密接)」を避けることが大切だ。

感染力の比較
出典:WHO、厚生労働省

症状の重さは?

症状の経過

感染がわかった人の5割は軽い風邪か、ほぼ無症状で終わる。3割は、発熱などでつらい状態になるが、入院までには至らない。残る2割が、悪化して入院が必要になる。人工呼吸器など集中治療が必要になる重症者は、5%程度とみられている。

どんな経路で感染するの?

感染経路

主な感染経路は、せきやくしゃみから出たしぶきを吸い込む「飛沫感染」と、ウイルスがついた手すりなどを握り、その手で口や鼻、目を触りウイルスが体内に入る「接触感染」の二つ。

「濃厚接触」って?

濃厚接触

濃厚接触の英語は「close contact」で、「近い」「密接な」接触を指す。具体的には、感染者や感染が疑われる人との同居や、車内や航空機内で長時間一緒にいること、会話が出来る距離(2m以内)で一緒に過ごす場合などを指す。職場や宴会で、近い距離で長時間過ごすと濃厚接触となりうる。

ウイルスはどれくらい生きている?

WHOは、新型コロナウイルスは外で「数時間から最大数日間」生きるとしている。米国立衛生研究所(NIH)の報告によると、エアロゾル(飛沫)で3時間、段ボールの表面で24時間、ステンレスの上では2、3日生きることもある。他の研究では、一般的な風邪の症状を起こすコロナウイルスは3時間、インフルエンザウイルスは1~2日、重症急性呼吸器症候群(SARS)のウイルスは3~4日などと報告されている。

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