感染したかなと思ったら?

相談や受診の目安は?

 厚生労働省は、5月8日に新たな相談や受診の目安を示した。2月に示した目安では「37.5度以上の発熱が4日以上続く場合」としていたが、体温や日数の基準をやめ、「息苦しさ、強いだるさ、高熱など強い症状のいずれかがある」「高齢や持病があるなど重症化しやすい人で発熱や咳など軽い風邪の症状がある」場合は、保健所などに都道府県が設置した「帰国者・接触者相談センター」(24時間対応)に相談するよう求めている。

 また、軽い風邪のような症状が4日以上続く場合や、味やにおいを感じにくくなる症状が出た場合も相談できる。

検査は受けられる?

 ウイルスに感染しているかどうかは、PCRという検査で調べることができる。以前は保健所を通して行っていたが、3月から保険適用され、専門外来など一部の医療機関の医師の判断で民間検査機関にも発注できる。

 ただ、検査は万能ではない。感染していてもウイルスが少なく「陰性」と判定されることもある。不安だからと検査を受ける意味は薄い。発熱が4日以上続くなど、「もしかして」と思ったら、都道府県が設置した「帰国者・接触者相談センター」に連絡するよう厚生労働省は求めている。

治療法は?

 今回の新型は1月に流行が始まって日が浅く、現時点で確実な治療法はない。呼吸困難が起これば酸素吸入をするなど、対症療法が中心となる。

 それでも、インフルエンザやエイズの治療薬などで効果がないか、研究が国内外で進められている。これらの薬を使い、症状の改善がみられたという報告もある。

 感染を防いだり、症状を軽くするワクチンの開発も進められている。

家族と同じ部屋にいてもいい?

食事

 軽症で自宅療養となった場合、個室にし、なるべく部屋から出ないようにする。部屋を分けられなければ、2m以上の距離を保つ。仕切りやカーテンなども活用する。食事、睡眠は別にし、換気をまめに行う。トイレ、洗面所、キッチンなどのタオルも別にする。

 感染の疑いがある場合でも、食事は大皿の料理、食器の共用は避け、個々に盛りつけるようにする。

 ドアノブやリモコン、照明スイッチなどみんなが触るところは、1日1~2回消毒する。消毒用のアルコールか、家庭用塩素系漂白剤を水で薄めて拭いた後に水拭きをする。

漂白剤の薄め方は、濃度0.05%が目安だ(原液濃度5%の場合、水500㎖に対して5㎖)。製品によって原液の濃度が違うため、メーカーホームページなどで確認する。

室内の清掃

看護はどうする?

 看護する人は、できるだけ1人に限定する。マスク、手袋を着け、使用後に捨てる際はポリ袋に入れてしっかりと閉じる。こまめに手を洗い、自分の顔の粘膜(目、鼻、口)をむやみに触ったり、飛沫を浴びたりしないよう気をつける。

汚れものの洗い方は?

洗濯

 厚生労働省によると、タオル、衣類、食器、箸・スプーンなどは、通常の洗濯や洗浄でよく、家族のものと一緒でもかまわないとしている。ただし、下痢など体液で汚れた衣服やタオル、シーツなどを扱う際は、手袋とマスクをつけ、一般的な家庭用洗剤で洗って完全に乾かす。東北医科薬科大などがまとめた手引きでは、80度の熱湯の中に10分以上漬けてから洗濯するよう勧めている。

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