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    「こどもの詩」 歌のCDに

     読売新聞くらし面「こどもの詩」の作品に曲を付け、著名歌手が歌うCDが17日発売される。アニメ動画のDVD付き。素朴な子どもの言葉に共感した大人たちが、本気で取り組んだおもちゃ箱のようなアルバムとなった。

    • ジャケットも楽しいデザイン。「こどもの詩」は昨年コーナー創設50年を迎えた
      ジャケットも楽しいデザイン。「こどもの詩」は昨年コーナー創設50年を迎えた

     このアルバムは「歌になった『こどもの詩』」(制作・発売ユーキャン、2160円税込み)。1997~2016年掲載の15作品を楽曲化した。映画「となりのトトロ」の主題歌などで知られる井上あずみさんをはじめ、娘のゆーゆさん、坂田おさむさんらが歌う。

     元NHK「みんなのうた」プロデューサー川崎龍彦さんと、シンガー・ソングライターつかもとひろあきさんが企画した。15年に「こどもの詩」を知ったつかもとさんが、「この鋭い感性を歌にしたい」と曲を付けたのがきっかけだ。音楽仲間に声をかけたところ、参加の輪が広がった。

    鋭い感性を楽しく

    • 収録のリハーサルをする井上あずみさん(左)とゆーゆさん(昨年10月、東京都内で)
      収録のリハーサルをする井上あずみさん(左)とゆーゆさん(昨年10月、東京都内で)

     オープニングは、「かぶとむし」。井上さん親子が、タンゴのリズムで、軽快にかぶとむしの心へと迫る。

     収録曲は、ロック調、フォーク調、バロック調と多彩だ。「曲の展開が新鮮で面白い」「楽しい曲ばかり」と2人。

     「いくじ」はシンガー・ソングライター諫山実生いさやまみおさんが歌う。NHK「みんなのうた」の「月のワルツ」などで知られる。「詩は『大好きなパパとママへのラブレター』。心を込めて曲を付けました」

     「給食」は、星勝さんと坂田おさむさんが共演した。星さんはロックバンド、ザ・モップスで活躍し、井上陽水さんらのプロデュースも手がけた。坂田さんは、元NHK「うたのおにいさん」でおなじみ。「素直にロックしました」と坂田さんは振り返った。

     教会音楽家、久米小百合さんの「やさしい気もち」が明るくアルバムを締めくくる。「車いすを押すのは大変かもという気持ちを軽々と乗り越え、大好きと言い切ったさわやかさに圧倒されました」

     15曲のうち3曲はアニメなどの映像を付けDVDにした。井上雪子さん、きらけいぞうさん、若林佳子さんが、個性豊かに詩の世界を表現した。

    世代超えたおもちゃ箱

     星勝さんの話 「先日91歳の現役画家、安野光雅画伯の作品を鑑賞する機会があった。その時に『創作人はいつまでも童心を失わず』という言葉を思い出した。はたして今の自分はどれほどか? 今回は、忘れていたトキメキを思い出し、子供たちが書いた詩に大人たちは大いに遊ばせてもらった。世代を超えた創作人たちの遊びが詰まったおもちゃ箱。ぜひ開けて楽しんでもらえたらうれしい」

    2018年01月12日 10時00分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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