Single Style ひとりのページ、始めました

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 読売新聞夕刊で4月7日、独身・ひとり暮らしのページ「シングルスタイル」がスタートしました。スタートと申しましても実は、3年前に関西の夕刊で始めた企画です。

 3年前というと、担当のわたくしは独身のまま50歳が目前で、「生涯未婚率(50歳の未婚率)」という言葉が頭の中でグルグル回っていたころでした。少子化もどんどん深刻な文脈で語られるようになり、根が暗いもので、「こんな人生でゴメンナサイ」という気分でした。「ひとり」について率直に語り合う場が必要な気がしてつくったのが当欄でした。

 そして3年。生涯未婚率はさらに上昇し、最新の数字は男性23・37%、女性が14・06%に達しました。ひとり暮らし世帯は、一般世帯の3分の1を超え、ますます世間はひとり社会です。当欄も夕刊の全国企画になりました。


人生いろいろ、ひとりもいろいろ

 今回、「ひとり」の人を何人か訪ねました。(社内にもたくさんいますけど)

 大相撲の小結高見盛として国技館をわかせた振分精彦(ふりわけ・せいけん)親方(41)は、5年前の引退記者会見のとき、結婚の予定を尋ねられて照れていましたが、いまも独身です。力士の指導に日本相撲協会の仕事にと、2度目の働き盛りです。

 キリンビール執行役員横浜工場長の神崎夕紀さん(54)は、ものづくり一筋の人です。就職は、男女雇用機会均等法の施行間もない1988年。その世代の女性も、定年が視野に入る年ごろになっています。

 作家の眉村卓さん(83)は、がん闘病中だった奥さんが亡くなるまで5年間、毎日1話の物語を書き続けました。その記録「妻に捧げた1778話」が大きな話題になりましたが、さらに年月を重ね、ひとり暮らし歴は16年になりました。自らの病とも闘いながら書き続ける日々です。

 とても当たり前のことですが、「ひとり」にはいろんな人がいます。生涯未婚率とか、高齢女性の2割が独居だとかいう数字を見れば、この先起こるだろう事態を思って身構えます。でも、それぞれの曲折を経て生きる「ひとり」がそれだけいると思えば別の感慨がわきます。

みなさんもご参加ください

 ライターの朝井麻由美さん(32)は、「ひとり流しそうめん」などの、ちょっとシュールな「ぼっち活動」を通じて、行動様式としてのひとりを考察しています。いろいろな発見がある模様です。

 ひとりは現代日本のひとつの現実です。当欄も、生活や仕事、人間関係、老後など、いろいろな視点から考えようと思います。ぜひ、ご意見やご感想、お悩みなどをお寄せください。家族の中で「ひとりだな」「ひとりになりたいな」などと思う人、これからどう生きるかを考えている若い方にもご参加いただければ幸いに存じます。紙面では第1、3、5週の土曜夕刊でお目にかかります。(編集委員 森川暁子)

お便りお待ちしています

〒100―8055(住所不要)読売新聞東京本社編集委員室「シングルスタイル」係へ。ファクスは03-3217-8029、メールはsingle@yomiuri.comまで。

「ひとり」のみなさんに聞きました

2018年4月7日

「結婚はしたいです」 振分精彦親方(元小結高見盛)

「仕事も遊びも目いっぱい」 キリンビール執行役員横浜工場長 神崎夕紀さん

「全部自由。でも、相づちがない」 作家 眉村卓さん

「ぼっち活動は、発見がいっぱい」 ライター 朝井麻由美さん

無断転載禁止
16138 0 トピックス 2018/04/08 10:00:00 2018/04/08 10:00:00 https://www.yomiuri.co.jp/media/2019/01/20180406-OYT8I50008-T.jpg?type=thumbnail

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