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    腕時計

    [PR]バーゼルワールド2018 「復刻」、それは時の試練を経た誇り

     3月下旬、スイス・バーゼルで開かれた時計・宝飾品の見本市「バーゼルワールド2018」。ここ数年続いている復刻ブームの勢いは今年も衰えていなかった。「復刻できるモデルを持っていることが老舗の証し」とでも主張するかのように、多くのブランドが過去の名作を現代によみがえらせた。「伝統」という時間と信頼の積み重ねによる「ヘリテージ(遺産)」を各メーカーが復刻を通して提案。往年の名機の忠実な復刻に加え、ムーブメントの耐磁性能や防水性能を高めるなど、中身は最新式の「現代の腕時計」として再生させるケースも目立った。

    • オメガ シーマスター 1948 マスター クロノメーター<リミテッドエディション> ¥710,000、今年11月発売
      オメガ シーマスター 1948 マスター クロノメーター<リミテッドエディション> ¥710,000、今年11月発売

     オメガは、「シーマスター」が今年70周年を迎え、復刻版モデル「シーマスター 1948 マスター クロノメーター」を発表した。直径38ミリのケースにスモールセコンド、くさび形のインデックス、リーフ型の針と、48年のモデルリリース当時のままの表情で復活。

     しかし、そのノスタルジックな外見とは裏腹に、高品質の証しのマスター クロノメーター認定のムーブメントを搭載。1万5000ガウスの超高耐磁性能に60時間のパワーリザーブといった最先端の機能を備えている。カジュアルな装いにもマッチするNATOストラップも付属している。世界1948本限定で、税別71万円。

    • ゼニス パイロット タイプ20 エクストラ スペシャル ¥640,000 昨年8月発売
      ゼニス パイロット タイプ20 エクストラ スペシャル ¥640,000 昨年8月発売

     ゼニスからは、1909年にフランスの飛行家ルイ・ブレリオがドーバー海峡の横断飛行に成功したときにつけていたパイロットウォッチから着想を得て、2015年に復刻したライン「パイロット タイプ20 エクストラ スペシャル」の新モデルが発表された。レトロ感が漂うブロンズ製ケースは経年変化も楽しめそうだ。

     ケースの直径は40ミリと手になじむサイズで、本格的なパイロットウォッチとしても楽しめる上、女性がつけても違和感がない。絶妙なバランス感覚を備える一本に仕上がった。税別64万円。

    • ティソ ヘリテージ2018 ¥110,000、今年10月発売
      ティソ ヘリテージ2018 ¥110,000、今年10月発売

     1853年創業のティソは、数々のマスターピースをリリースしたことで知られる。今年発表した「Tissot Heritage 2018」は、43年に存在したスモールセコンドモデルにオマージュをささげた腕時計だ。オリジナルモデルは直径27ミリのニッケルクローム合金ケースにスモールセコンドを搭載し、アラビア数字を配したシンプルな作り。

     それに対して復刻版では、当時のロゴが使われ、手巻き式ムーブメントはオリジナルと同じだが、42ミリの繊細なヘアライン仕上げのステンレススチールケースという現代的な形に生まれ変わり、無反射コーティングを施したボックス形サファイアクリスタル風防を採用するなどラグジュアリーなディティールにこだわった。税別11万円という手の届く価格も大きな魅力だ。

    • グラスヒュッテ・オリジナル シックスティーズ ¥750,000円、今夏発売
      グラスヒュッテ・オリジナル シックスティーズ ¥750,000円、今夏発売

     厳密な復刻ではないが、「ブランドレガシー継承モデル」として1960年代に生産された時計に着想したクラシックな時計を見せたのはグラスヒュッテ・オリジナル。

     「シックスティーズ」と名づけられたシリーズの新色で、目を引くのは鮮やかなグリーンの文字盤だ。中心から外周に向かってグリーンが深くなっていき、独特なデザインのアラビア数字などとあいまってレトロな雰囲気を強調している。

     男女兼用として“シェアウォッチ”としても愛用できる。パノラマデイトを備えたモデルもあり、1年間の期間限定販売という手法もユニークだ。

     現代の市場への再登場を待っている名作腕時計はまだたくさんありそうだ。新ライン、新機能、新デザインの発表に加え、名作の復刻も新作時計の発表の見所となりつつあるようだ。(YOMIURI BRAND STUDIO クリエイティブ エディター/ライター 高橋直彦、広告局パリ駐在 阿部泰三、広告第六部 島田和春)

    2018年06月01日 15時00分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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