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    デジライフ

    日記で振り返るスマホ払い実験の2か月

    読売新聞専門委員 松井正

    5月24日(木)

    番外編・社内にLINEPay自販機

     ミッションをクリアしてホッと一息。コーヒーでも飲もうと、読売新聞東京本社内の自販機の前に来たら、「LINEでドリンクポイント」の表記が。LINEPayでコーヒーが買えるようだ。どういう仕組みなのか、試してみた。

     ブルートゥースで自販機とつなぐらしく、通信で支払いまで済ませるアイデアだ。コーヒーを選ぶと、アプリのボタンに色が付いて、支払い実行。コーヒーが本当に出てきた。こんな機能が自販機に内蔵されていたとは、さすがはIoT時代だ。

     ようやく2か月の体験企画が終わった。2アウトと追い込まれたが、いろんな人の応援や優しさに救われ、何とか終了できた。キャッシュレスがまだ浸透していない日本では無理もあり、医療機関や行政などの分野では、現金が必要な場面もあることがわかった。

     「キャッシュレスだとお金を使い過ぎる」というが、自分にはあまり当てはまらなかった。むしろ家計簿アプリとの連携など、便利な点が多い。

     課題はやはり、個人経営店が導入する際のコストだろう。ITを活用した低い手数料のモバイル決済の登場が待たれる。

     先日放送されたNHK「クローズアップ現代+」では、スウェーデンのキャッシュレス社会を紹介していた。なじみのパン屋がキャッシュレスだけになり、外から寂しそうにながめていた高齢女性の姿が忘れられない。小規模店やITが苦手な人にも優しいキャッシュレス社会が来ることを祈りながら、実験を終了したい。

     いろいろと無理をお願いした同僚や友人、知人の皆さん、心から感謝します。

    2018年06月03日 05時20分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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