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    eスポーツ

    日テレが「eスポーツ」チーム創立へ…地上波で専門番組も

    • 「AXIZ」のエンブレムを掲げる(左から)小林大祐社長、生駒里奈さん、DAIGOさん、番組レギュラー(ゲームキャスター)の岸大河さん、佐々木まりなプロデューサー(2018年6月29日、東京・港区の日本テレビで)
      「AXIZ」のエンブレムを掲げる(左から)小林大祐社長、生駒里奈さん、DAIGOさん、番組レギュラー(ゲームキャスター)の岸大河さん、佐々木まりなプロデューサー(2018年6月29日、東京・港区の日本テレビで)

     日本テレビ放送網は29日、拡大する「eスポーツ」事業に新規参入するため、6月上旬に有志社員で構成する100%子会社を設立し、7月からはeスポーツに特化した番組を地上波で開始すると発表した。

     eスポーツ(エレクトリック・スポーツ)とは、コンピューターを使った対戦型ゲーム競技のこと。4年後のアジア競技大会(中国・杭州)ではメダルが授与される正式種目に昇格することが決まっており、オリンピック種目にも取り入れてもらおうとする動きも活発化している。

     番組MCは、ゲーム好きで知られるタレントのDAIGO(ダイゴ)さん。「正直な気持ち、BTHですね。ぼくも(B)チームに(T)入りたい(H)」と言って記者団を沸かせた。

     同じくMCを務めるタレントの生駒里奈さんは、「プロゲーマーのプレイを見ていると本当にスポーツ観戦しているみたい。現代っ子なのにゲームに触れてこなかったが、eスポーツを初めて知った方にも楽しんでもらえる番組にしていきたい」と話していた。

    プロゲーマーの神業を映像化

    • 「正直な気持ち、BTHですね。ぼくも(B)チームに(T)入りたい(H)」と言って沸かせたDAIGOさん
      「正直な気持ち、BTHですね。ぼくも(B)チームに(T)入りたい(H)」と言って沸かせたDAIGOさん

     新会社は「アックスエンターテインメント株式会社」(資本金非公表)。昨年、日テレが新規事業を社内公募したのに対し、eスポーツの事業化を提案した有志社員で構成する。その一人で代表取締役に就任した小林大祐社長は記者会見で、複数ジャンルのゲームでプロ選手を抱えるチーム「AXIZ(アクシズ)」を創立し、番組出演料などの収益を見込むと説明。「世界中の誰もが参加できるeスポーツで世界を一つにしたい」と意気込みを見せた。

     新番組「eGG(エッグ)(e―Sports Good Game)」は7月から月1回、50分間で放送を開始する。初回(19日深夜0時59分から)は「eスポーツとは何か?」というテーマで、そのジャンルや人気ゲームの数々を紹介。プロゲーマーを呼んで“神業”を披露してもらう。

     番組の中では、対戦型オンラインカードゲーム「シャドウバース」のチームを創立し、プロリーグにも参戦する。選手は7月7日~27日まで一般から公募する予定。今後、シューティングゲームなど他のジャンルのゲームでも選手を擁立するという。チーム設立後は、番組の中でトレーニングの様子や成長をドキュメンタリータッチで追跡する。

    ゲームのネガティブイメージを覆せるか?

    • 番組MCを務める生駒里奈さん
      番組MCを務める生駒里奈さん

     コンピューターを使った対戦型ゲーム競技であるeスポーツでは、シューティングゲームのほか、「ストリートファイター」(カプコン)などの格闘ゲームやサッカーゲームの「ウイニングイレブン」(コナミ)などが人気だ。チームで敵味方に分かれてプレイするゲームもあり、大規模な競技会が、米国や中国、韓国などを中心に開かれている。

     海外では優勝者に高額賞金を提供する大会が定期的に開かれているが、国内ではeスポーツはいわゆる「スポーツ」ではないとの否定的な見方が根強く、「eスポーツ後進国」と呼ばれることもある。

     しかし、今年8月にインドネシアで開かれるアジア競技大会では、eスポーツ6種目がデモンストレーション競技として開催され、日本からも2種目に代表選手3人が送り込まれる。4年後の中国・杭州大会ではメダルが授与される正式種目に昇格することが決まっており、オリンピックでも正式な種目として認めてもらおうとする動きが国内外で活発化している。

     国内でのeスポーツの盛り上がりの見通しについて、小林社長は、「ゲームに対するネガティブな印象をポジティブなものに変えたい。そのためにはスポーツマンシップや感動を共有することだ」と話していた。(読売新聞・笠井智大)

    2018年06月29日 18時00分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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