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    ラグビー

    【ラグビーワールドカップ あと1年】(1)「ジョセフ流」着実に浸透

     「世界3大スポーツイベント」と称されるW杯日本大会。現在の準備状況と成功に向けた課題を探る。

     日本ラグビー協会の薫田真広・強化委員長は3日、ロシアとの開幕戦の舞台となる東京スタジアム(東京都調布市)を視察し、ロッカールームやウォーミングアップ会場などを確認した。「(来年)9月20日(の開幕)が近づくにつれプレッシャーがかかってくる。過去のスタッフからも雰囲気が変わると聞いている」。表情を引き締めて話した。

    • ジョージアに完封勝ちして笑顔を見せる日本代表選手たち(6月23日、豊田スタジアムで)
      ジョージアに完封勝ちして笑顔を見せる日本代表選手たち(6月23日、豊田スタジアムで)

     日本代表は6月のテストマッチ(代表チーム同士の公式戦)で強豪イタリアに1勝1敗と健闘し、ジョージアには完封勝ちした。日本代表を率いるジョセフ・ヘッドコーチは記者会見で、「選手たちが目指すラグビーを遂行してくれた」と、満足げに振り返った。

     キックを多用し、相手の陣形を崩すのが今の基本戦術だ。プレーを継続することで体の大きい相手に走り勝つ展開も目指している。日本協会によると、春の3試合で実際にプレーが動いたインプレーの時間は、同時期にテストマッチを戦ったニュージーランド(NZ)、イングランドに比べ1試合あたり約2~3分長かったという。薫田強化委員長は「意図した試合(展開)が作れていた」と話す。欧州の実力国相手にスクラム、ラインアウトでも互角以上に渡り合い、「ジョセフ流」を随所に発揮したことを評価する。

     今季はジョセフ・ヘッドコーチがスーパーラグビーの日本チーム、サンウルブズの指揮官も兼務。戦術の浸透が進んだ。南半球の強豪と毎週のように試合を重ねることでタックル成功率も高まった。リーチ主将(東芝)は「サンウルブズでどうやって勝つか学び、代表で生かすことができた。接点の争いでもかなりレベルアップした」と語る。

     出場試合数を調整して休息を取らせたことで、イタリアとの第2戦前に実施した体力テストで多くの選手が自己最高をマークするなど、懸案だった体調管理でも成果があった。

     ただ、イタリアとの第2戦は、序盤に相手の勢いにのまれ、3点差で敗れた。悲願の8強入りを果たすには、グループリーグで格上のアイルランドかスコットランドを倒す必要がある。6月の相手より1ランクも2ランクも上の相手に、スクラムやラインアウトでどこまで戦えるかも鍵となる。

     11月のNZ戦(味の素スタジアム=東京スタジアム)、イングランド戦(英国)は、チームの現在地を知る格好の機会だ。日本協会が8月29日、W杯へ向けて発表した第2次代表候補47人は、瞬発力とスピード、持久力を重視して選ばれた。

     本番まであと1年。FW姫野(トヨタ自動車)は「個人としてもチームとしても自信を持ってW杯に臨めるようにしたい」と言葉に力を込める。腰痛治療のため母国NZに6月下旬から一時帰国していた指揮官も、8月末のトップリーグ開幕に合わせて再来日し、試合を精力的に視察するなど最善の準備に努めている。

     

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    (2)開催熱 高い街低い街
    (3)先行チケット販売好調
    (4)街づくりPR 商機逃さず
    (5)遺産作りへ「未来計画」

    2018年09月19日 12時00分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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