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    ついに出た! 優勝賞金1億円超のeスポーツ大会

    • 優勝した、よしもとLibalentの「ふぇぐ」選手
      優勝した、よしもとLibalentの「ふぇぐ」選手
    • 優勝トロフィーを掲げる「ふぇぐ」選手
      優勝トロフィーを掲げる「ふぇぐ」選手

     国内のeスポーツ大会では史上最高額となる優勝賞金100万ドル(約1億1000万円)をかけた世界大会が15、16の両日、幕張メッセ(千葉市)で開かれた。初めて大台を突破する決勝の舞台は観客の興奮に包まれ、「eスポーツ」が流行語になった2018年の締めくくりにふさわしいビッグイベントとなった。

     大会は、世界的に人気のデジタルカードゲーム「シャドウバース」を使用。今年発足したプロリーグ「レイジ シャドウバース プロリーグ」の成績上位者やオンライン予選から勝ち進んできた国内外の有力選手計24人が参加。初日は予選8回戦を行い、上位8人が翌日の決勝トーナメントを戦った。

     優勝は、1日10時間超の練習を誇る、よしもとLibalent(リバレント)所属のプロ選手「ふぇぐ」選手(日本。本名、年齢など非公開)。アメリカの「ポットウォッシャー」選手との決勝は、一進一退の攻防の末、2対2で迎えた最終第5戦を、ふぇぐ選手が僅差で逃げ切った。

     会場では大画面で解説付きの実況中継が配信され、試合中はゲームの愛好者や応援団の絶叫やどよめきが飛び交った。

     表彰式後の記者会見で開口一番に「マジでうれしい!」と叫んだふぇぐ選手。「試合を見てもらった通り、(eスポーツは)観客全員が大声を出して共感できる楽しいもの。徐々に土台を作って、今後(オリンピック種目に)なったらいい」と語った。賞金の使い道を聞かれると、「壮大すぎて分からないが、とりあえずマンションを買いたい」と笑顔で話していた。

    高額化する賞金 現行法のまま環境整備

    • 会場入り口に展示された巨大オブジェ
      会場入り口に展示された巨大オブジェ
    • 優勝賞金100万ドルをうたった大会ポスター
      優勝賞金100万ドルをうたった大会ポスター

     eスポーツ大会の賞金を巡っては、「先進国」のアメリカや韓国に比べて日本は金額が小さく、国内でeスポーツを浸透させるうえで高額化は不可欠とされてきた。

     一方で、高額賞金が国内法に抵触する恐れを指摘する声もある。たとえば、出場者から出場料を取ってその中から賞金を出すと、刑法の賭博に当たる可能性が高い。また、ゲームメーカーなどが顧客を誘引するための景品に該当するとみなされた場合、最大10万円程度になるなどの制限もある。

     今大会を主催したサイゲームスでは、これらのハードルをクリアするため、出場者から出場料を徴収せず、賞金すべてを自社と協賛社のスポンサー料でまかなっている。

     また、ゲームは基本無料でダウンロードしてプレーできるが、課金の有無が試合に影響すれば「景品」と取られかねないため、強力なカードを好きに選んで戦えるようにした。

     現行法上、グレーゾーンは残されているが、サイゲームスは大会終了後、来年も優勝賞金100万ドルの世界大会を開催すると発表。今年7月には、やはり人気のスマホゲーム「モンスターストライク」を使ったeスポーツ大会で、賞金総額6000万円が提供されており、今後も高額化を模索する動きが続きそうだ。(笠井智大)

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    2018年12月17日 13時00分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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