国内ツアー復帰初年は0勝…選手会長・石川遼の1年

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 男子ゴルフの石川遼(27)が、6年ぶりに国内を主戦場とした2018年シーズンを未勝利で終えた。賞金ランキングも22位とフル参戦した年で最も悪かったが、「結果以上に得るものが大きかった」という。史上最年少の選手会長となり、名実ともツアーの顔として奮闘した1年を石川自身の言葉を中心に振り返る。

手応えをつかんだ今季最終戦

日本シリーズJTカップ最終日。健闘をたたえ合う優勝した小平(右)とプレーオフで敗れた石川(2018年12月2日、松田賢一撮影)
日本シリーズJTカップ最終日。健闘をたたえ合う優勝した小平(右)とプレーオフで敗れた石川(2018年12月2日、松田賢一撮影)

 12月2日、日本シリーズJTカップの最終日。

 難関として知られる18番パー3の強烈な傾斜のグリーンで、入れば優勝だった6メートルのバーディーパットがカップから一筋それた。プレーオフとなった戦いに敗れ、優勝した小平智を笑顔でたたえた直後、石川は、2人にしか聞こえないほどの声で伝えた。

 「悔しいです」

 悩み続けたドライバーは、最後まで復調しなかった。

 4日間のフェアウェーキープ率は出場選手中最下位の30位。最終日も1番パー4で第1打を左隣のフェアウェー近くまで大きく曲げた。だが、そこからの攻めが圧巻だった。

 「朝イチのティーショットが左に行くと、その日はいいプレーができる」という。逆に右に行けば、曲げることを恐れてスイングが中途半端になっている証拠だ。気持ちを強く持てていると感じ、出だしのダブルボギーにもめげなかった。

 ラフに入れたり、グリーンを外したりした時のリカバリーショットは鮮やかの一言だ。危うさと、予測がつかないプレーを繰り出す期待感にギャラリーは沸いた。7バーディーを重ね、一時は5打差に開いた首位に追いついた。

 2年ぶりのツアー優勝は逃したが、復活への手応えもつかんだ最終戦だった。

 「ここ5年ではなかったプレーができた。わかったのは、自分自身のスタイルを大事にすることが、結果的にパフォーマンスを上げるということ。技術的な部分かと思っていたが、そうじゃなかった」

 米ツアーの出場権を失い、日本で出直しを誓って1年。その答えにたどり着いた。

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54544 0 トピックス 2018/12/18 09:46:00 2018/12/18 09:46:00 https://www.yomiuri.co.jp/media/2019/01/20181218-OYT8I50004-T.jpg?type=thumbnail

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