文字サイズ

    火山情報

    最新情報を見るには再読込(更新)をして下さい。
    火山の状況に関する解説情報
    8月8日 16時00分発表

     桜島の南岳山頂火口では、活発な噴火活動が継続しており、今後も南岳山頂火口を中心に引き続き噴火活動が継続すると考えられます。南岳山頂火口及び昭和火口から概ね2kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。
     西之島では、12日に海上保安庁が上空から実施した観測で噴火が確認され、13日に海上保安庁及び第三管区海上保安本部が上空から実施した観測で活発な噴火活動と溶岩の流出が確認されました。また、気象衛星ひまわりの観測によると、12日夜から西之島付近で周囲に比べて温度の高い領域が認められました。これらのことから、13日に火口周辺警報(入山危険)及び火山現象に関する海上警報を発表しました。火口から概ね1.5kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石や溶岩流に警戒してください。
     草津白根山(白根山(湯釜付近))では、湯釜付近を震源とする火山性地震の活動はやや低下しているものの、増減を繰り返しながら継続しており、6月下旬以降、振幅の小さな継続時間の短い火山性微動が時々発生しています。4月22日頃から観測されている地殻変動は、6月下旬頃から鈍化傾向がみられます。湯釜火口から概ね1kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石に警戒してください。
     草津白根山(本白根山)では、火口付近の地震活動が継続しています。1月23日と同様な噴火が発生する可能性は否定できません。本白根山鏡池付近から概ね1kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石に警戒してください。
     浅間山では、山頂直下のごく浅い所を震源とする体に感じない火山性地震はやや少ない状態ですが、時々振幅の大きな地震が発生しています。今後も火口周辺に影響を及ぼす小規模な噴火が発生する可能性がありますので、山頂火口から概ね2kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石に警戒してください。
     霧島山(えびの高原(硫黄山)周辺)では、硫黄山の活発な噴気活動が続いています。GNSS連続観測では、硫黄山近傍の基線で、6月上旬から伸びの傾向が続いています。えびの高原の硫黄山から概ね1kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石に警戒してください。
     霧島山(新燃岳)では、今期間噴火は観測されませんでしたが、火口直下を震源とする火山性地震は、概ね多い状態で経過しました。GNSS連続観測では、霧島山の深い場所でのマグマの蓄積を示すと考えられる基線の伸びは緩やかに継続しており、火山活動の長期化やさらなる活発化の可能性もあります。弾道を描いて飛散する大きな噴石が新燃岳火口から概ね2kmまで、火砕流が概ね1kmまで達する噴火の可能性があります。そのため、新燃岳火口から概ね2kmの範囲では警戒してください。
     口永良部島では、火山性地震はやや多い状態で経過しており、火山ガス(二酸化硫黄)の放出量も2014年8月の噴火前の水準には低下しておらず、火山活動はやや高まった状態となっており、引き続き小規模な噴火の可能性があります。新岳火口から概ね1kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。また、新岳火口から西側の概ね2kmの範囲では、火砕流に警戒してください。
     諏訪之瀬島では、今期間噴火は観測されませんでした。長期にわたり噴火を繰り返していることから、今後も火口周辺に影響を及ぼす程度の噴火が発生すると予想されますので、火口から概ね1kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石に警戒してください。
     十勝岳では、火山性地震の増加はありませんでしたが、継続時間の短い火山性微動が観測されています。2006年以降の山体浅部の膨張が継続する中で、噴煙高の高い状態、地熱域の拡大や温度上昇、地震の一時的な増加など、火山活動の活発化を示唆する現象を観測していますので、今後の活動の推移に注意が必要です。

     その他の火山の活動状況に特段の変化はありません。
    PR
    今週のPICK UP
    PR
    今週のPICK UP
    大手町モールのおすすめ