「米が一方的要求、遺憾極まりない」…北が反発

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 北朝鮮外務省報道官は7日、ポンペオ米国務長官が金英哲キムヨンチョル朝鮮労働党副委員長との協議で「CVID(完全かつ検証可能で不可逆的な非核化)だ、申告だ、検証だと言って一方的な非核化要求を持ち出した」として「遺憾極まりない」とする談話を発表した。

 北朝鮮の非核化に向けた米朝交渉が本格化したことに伴い、米国側をけん制する狙いとみられる。

 北朝鮮は今回、▽朝米関係改善のための交流▽(7月27日の)朝鮮戦争の休戦協定締結65年を契機とした終戦宣言▽ICBM(大陸間弾道ミサイル)の生産中断を確証するための大出力エンジン実験場廃棄▽米兵遺骨発掘に向けた実務交渉開始――の措置を同時に取ることについて協議を提案した。

 しかし「(米国は)朝鮮半島の平和体制構築問題には一切言及せず、すでに合意された(朝鮮戦争の)終戦宣言にまで様々な条件と口実を持ち出しながら遅らせる立場を取った」と批判した。その上で「我々の非核化の意思が揺らぎかねない危険な局面に直面することになった」として、米側に揺さぶりをかけた。

 米韓合同軍事演習の中止にも触れ、「米国が一時的に取り消したことを大きな譲歩のように宣伝したが、我々が(5月に)取った(豊渓里プンゲリの)核実験場の爆破に比べれば対比すらできない」と主張した。

 ただ「我々はまだトランプ大統領に対する信頼心を保っている」とも表明し、交渉を続ける意向を示唆した。談話は、金英哲氏が協議に先立ち、トランプ米大統領に宛てた金正恩キムジョンウン朝鮮労働党委員長の親書をポンペオ氏に渡したことも明らかにした。

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