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    関係悪化でも宇宙では協力、米露が金星探査計画

     【モスクワ=工藤武人】ロシア通信によると、露科学アカデミー宇宙調査研究所のイリナ・コワレンコ研究員は9日、ロシアと米国が2026年にロケットを打ち上げ、金星を合同探査する計画が進んでいることを明らかにした。16年の米大統領選への干渉問題などにより米露関係が悪化する中、宇宙開発分野での協力は続いている。

     金星の合同探査を巡っては、13年に米露が専門家による作業グループを設置している。米航空宇宙局(NASA)と露宇宙機関ロスコスモスは昨年9月、将来的な有人火星探査を視野に、宇宙ステーション建設に向けた協力でも合意している。

     米露両国が協力関係を維持する背景には、宇宙開発に充てる財源が不足しているロシアと、ロケットのエンジンをロシア製に頼る米国との依存関係があるとみられる。

    2018年10月10日 23時43分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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