文字サイズ

    トルコ当局が拘束の米国人牧師、出国認める決定

    • アンドルー・ブランソン氏(AP)
      アンドルー・ブランソン氏(AP)

     【カイロ=倉茂由美子、ワシントン=海谷道隆】トルコ国営通信などによると、トルコの裁判所は12日、2016年のクーデター未遂事件に関与したとして拘束され、トランプ米政権が解放を求めていた米国人牧師アンドルー・ブランソン氏について、自宅軟禁を解除し、出国を認める決定を出した。近く米国に帰国するとみられる。

     トランプ政権は8月、ブランソン氏の解放に応じないトルコに対し、経済制裁を発動し、新興国の通貨安などを引き起こした。決定が出たことで制裁が解除され、悪化していた両国関係が改善に向かう可能性が出てきた。

     裁判では、無罪を主張するブランソン氏に対し、検察が禁錮10年を求刑。裁判所は判決で、禁錮3年と1・5か月を言い渡した。ただ、ブランソン氏は16年10月から拘束されていたため、未決勾留期間を考慮し、刑期が終了したとみなした模様だ。裁判では、ブランソン氏のクーデター未遂事件への関与を証言した証人が、証言を撤回したという。

     トランプ米大統領はツイッターで、「ブランソン牧師が解放された。すぐに帰国するだろう」と書き込み、裁判所の判断を歓迎した。

    2018年10月13日 00時18分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
    おすすめ
    PR
    今週のPICK UP
    PR
    今週のPICK UP