トランプ氏が自賛「ケネディ大統領以来の快挙」

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7日、米ワシントンのホワイトハウスで行われた記者会見で、質問者を指名するトランプ大統領(ロイター)
7日、米ワシントンのホワイトハウスで行われた記者会見で、質問者を指名するトランプ大統領(ロイター)

 【ワシントン=橋本潤也、山本貴徳】トランプ米大統領は米中間選挙から一夜明けた7日、ホワイトハウスで記者会見し、来年1月から上下両院で多数派が異なる「ねじれ」となることを受けて、下院の多数派となる野党・民主党に対し、「今こそ互いに協力すべきだ」と経済や貿易問題などでの協力を呼びかけた。

 トランプ氏は中間選挙の結果について、上院で改選前の51議席を上回る見通しになっていると強調し、「1期目の中間選挙では1962年のケネディ大統領以来の歴史的快挙だ」と自賛した。

 民主党への協力呼びかけについては、「我々は米国民のため一緒にやれることがたくさんある。超党派の取り組みや両党の協調が望ましく、とても良い機会だ」と語った。具体的には、経済やインフラ(社会基盤)整備、貿易問題などを例に挙げた。トランプ氏が取り組んでいるインフラ整備予算の増額や貿易で不利益を被る国内労働者の保護は、民主党内にも支持する声があり、比較的協調しやすい案件とされる。

 トランプ氏は、選挙期間中に激しく批判してきた民主党のナンシー・ペロシ下院院内総務の指導力を称賛し、連携を呼びかけた。ホワイトハウスによると、トランプ氏は6日夜、ペロシ氏に直接、電話をかけたという。

 こうした協調姿勢の反面、トランプ氏は会見で、民主党の疑惑追及をけん制した。民主党が政権のロシア疑惑やトランプ氏個人の納税問題などの疑惑追及を強めるなら、過半数を握る上院で民主党に関連する疑惑を調査すると報復を示唆した。

 一方、来年から日本と行う物品貿易協定(TAG)交渉に関連し、トランプ氏は「日本は米国に非常に低い関税で自動車を何百万台も輸出している。日本は米国車を輸入していない。もしそれを続ければ、莫大ばくだいな関税を支払うことになる」と厳しい交渉姿勢を示唆した。

 下院議長就任の可能性が指摘されるペロシ氏は7日、連邦議会内で記者会見を開き、医療保険制度などで民主党の主張を貫くと同時に、「(共和党側との)共通点を模索する」と述べた。

 米CNNテレビによると、米東部時間7日午後10時30分(日本時間8日午後0時30分)現在、中間選挙で定数435の全議席が改選された下院は、民主党が過半数218を超える223議席を確保。共和党は199議席にとどまっている。定数100の上院では、共和党が非改選議席と合わせて51議席以上を獲得する見通しだ。

 民主党のオバマ前大統領は7日、「私たちが必要な『変革』は一つの選挙だけでは訪れない。これは始まりだ」との声明を発表した。

48440 0 国際 2018/11/08 15:17:00 2018/11/08 15:17:00 2018/11/08 15:17:00 U.S.  President Donald Trump points to a questioner while taking questions during a news conference following Tuesday's midterm congressional elections at the White House in Washington, U.S., November 7, 2018. REUTERS/Kevin Lamarque https://www.yomiuri.co.jp/media/2019/01/20181108-OYT1I50028-T.jpg?type=thumbnail

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