米中 閣僚級きょうから協議…トランプ氏、期限延長言及

[読者会員限定]
無断転載禁止
メモ入力
-最大400文字まで

完了しました

閣僚級協議を控え、北京のホテルに入るUSTRのライトハイザー代表=AP
閣僚級協議を控え、北京のホテルに入るUSTRのライトハイザー代表=AP

 【ワシントン=山本貴徳、北京=鎌田秀男】米中両政府は14日から、北京で閣僚級の貿易協議を開く。知的財産権の保護を巡って、米国は合意に違反した場合の罰則規定などを求めてきたが、難色を示す中国との溝は埋まっていないとみられる。トランプ米大統領は3月1日の交渉期限を延長する可能性に言及しているものの、協議の先行きは予断を許さない。

 閣僚級協議は、米国から米通商代表部(USTR)のライトハイザー代表とムニューシン財務長官が参加し、劉鶴リウフォー副首相と15日まで2日間行う。11日から続く次官級協議の結果を踏まえ、政治判断が必要な中国側の構造改革について、詰めの協議を行う見通しだ。

 香港紙サウスチャイナ・モーニングポスト(電子版)は13日、習近平シージンピン国家主席が15日にも、ライトハイザー氏やムニューシン氏と会談することを検討していると報じた。

 トランプ氏は12日、ホワイトハウスで記者団に対し、「中国は合意したくて仕方がないのだ」と述べ、交渉の進展に自信をみせた。米国が発動した制裁関税の影響で、中国経済は減速が鮮明になっているためだ。

 米国は、3月1日までに協議が妥結しない場合、2000億ドル(約22兆円)相当の中国製品にかける追加関税を、10%から25%に引き上げるとしている。トランプ氏は「真の合意に近づいていると考えられるなら期限を少し延ばすことは可能だ」とも述べ、協議の進展へ柔軟姿勢も見せている。

 ただ、トランプ氏は「私が望むのは真の合意であって、表面上、よく見える合意ではない」とも強調した。期限の延長も「基本的には避けたい」と語り、あくまで中国の譲歩が必要との姿勢だ。習氏との首脳会談についても、「今ではない」として、閣僚級協議の成果を見極める考えを示した。

443080 1 国際 2019/02/14 05:00:00 2019/02/14 05:00:00 2019/02/14 05:00:00 閣僚級協議を控え、北京のホテルに入るUSTRのライトハイザー代表(右から2人目)=AP https://www.yomiuri.co.jp/media/2019/02/20190214-OYT1I50010-T.jpg?type=thumbnail

アクセスランキング

読売IDのご登録でもっと便利に

一般会員登録はこちら(無料)
ページTOP
読売新聞社の運営するサイト
ヨミダス歴史館
ヨミドクター
発言小町
OTEKOMACHI
元気ニッポン!
未来貢献プロジェクト
The Japan News
美術展ナビ
教育ネットワーク
活字・文化プロジェクト
よみうり報知写真館
読売新聞社からのお知らせ