イスラム国最後の拠点奪還、残党勢力と戦闘継続

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22日、米フロリダ州ウエストパームビーチで、二つのシリアの地図を示してみせるトランプ大統領(AP)
22日、米フロリダ州ウエストパームビーチで、二つのシリアの地図を示してみせるトランプ大統領(AP)

 【ワシントン=海谷道隆、カイロ=倉茂由美子】米ホワイトハウスのサンダース報道官は22日、シリアにおけるイスラム過激派組織「イスラム国」の支配領域を完全に奪還したと発表した。米軍の支援を受け、掃討作戦を進めてきた少数派クルド人主体の民兵「シリア民主軍」(SDF)によると、最後の拠点だった東部バグズ村を奪還したが、残党勢力との戦闘は継続しているという。

 サンダース氏は記者団に「支配領域は撲滅された」と語った。バグズ村の奪還情報を踏まえた宣言とみられるが、詳細な判断根拠は明らかにしていない。トランプ大統領は22日、「イスラム国」のかつての支配領域を赤色で記した地図と赤色が消えた地図を記者団に見せ、「これが現状だ」と訴えた。ただ、トランプ氏は2月末にも「完全奪還」を宣言していた。

 SDFのマズルム・コバニ総司令官は22日、本紙に対し「最後の支配地は奪還したが、残党勢力との衝突が続いている」と述べた。

 一方、シリア内戦の情勢を分析している在英の民間団体「シリア人権監視団」は、イラクとの国境近くの砂漠地域に支配領域が残っているとの見方を示し、米政府の宣言に疑問を呈した。

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503093 0 国際 2019/03/23 03:00:00 2019/03/23 11:19:25 2019/03/23 11:19:25 President Donald Trump holds a a copy of two maps of Syria as he arrives on Air Force One, Friday, March 22, 2019, at Palm Beach International Airport, in West Palm Beach, Fla. One map is awash in red shows IS controlled territory in Syria in November 2016. The other, without red, indicates that IS as of today no longer controls territory in Syria. (AP Photo/Carolyn Kaster) https://www.yomiuri.co.jp/media/2019/03/20190323-OYT1I50043-T.jpg?type=thumbnail

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