トランプ氏、北に核兵器の「米国移送」求める

メモ入力
-最大400文字まで

完了しました

 【ワシントン=横堀裕也】ロイター通信は29日、2月末にベトナムの首都ハノイで行われた米朝首脳会談で、トランプ米大統領が北朝鮮の金正恩キムジョンウン朝鮮労働党委員長に対し、核兵器を米国に移送するよう求めていたと報じた。

 ロイター通信によると、トランプ氏は非核化を巡る米国の立場を文書にまとめ、金委員長に手渡した。その中で米国側は核兵器の移送に加え、〈1〉核開発計画の申告および査察の受け入れ〈2〉全ての核開発計画の中止〈3〉全ての核関連施設の廃棄〈4〉核開発に携わる科学者や技術者を商業部門に移すこと――などを求めたという。

 核兵器の移送は、ボルトン米大統領補佐官(国家安全保障担当)が「リビア方式」として、たびたび言及してきた非核化の手法だ。リビアのカダフィ政権が2003年に非核化を宣言し、核・ミサイル開発関連機器の国外搬出などが実現したプロセスを指す。

 ただ、米欧は11年に軍事介入し、カダフィ体制を崩壊に追い込んだことなどから、北朝鮮は一貫して「リビア方式」に批判的だった。このため北朝鮮側が米国の要求に反発し、首脳会談が物別れに終わる一因となった可能性がある。

 一方、ポンペオ米国務長官は29日、ワシントンで韓国の康京和カンギョンファ外相と会談した。外相会談は2月末の米朝首脳会談後、初めて。今後の北朝鮮の非核化を巡る対応を協議し、連携を密にしていくことを確認したとみられる。

無断転載禁止
514363 0 国際 2019/03/30 11:54:00 2019/03/30 11:54:00 2019/03/30 11:54:00

おすすめ記事

読売新聞購読申し込み

アクセスランキング

読売IDのご登録でもっと便利に

一般会員登録はこちら(無料)
ページTOP
読売新聞社の運営するサイト
ヨミダス歴史館
ヨミドクター
発言小町
OTEKOMACHI
元気ニッポン!
未来貢献プロジェクト
The Japan News
美術展ナビ
教育ネットワーク
活字・文化プロジェクト
よみうり報知写真館
読売新聞社からのお知らせ