環境劣悪「監獄」動物園、ライオンやサルを保護

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 【エルサレム=金子靖志】イスラエルに周囲を封鎖され、劣悪な飼育環境から「天井のない監獄」とも称されるパレスチナ自治区ガザ南部の動物園で7日、動物愛護団体がライオンやサルなど計40以上の動物を保護した。イスラエルによる空爆や封鎖で経営難となり、餌代を負担できなくなっていた。

 AFP通信によると、保護されたのは、ライオン5頭とサル5匹のほか、ダチョウ4羽、クジャク3羽、オオカミ2頭、ハイエナ1頭、キツネなどで、かごに入れられてヨルダンへ移送された。園内には鳥だけが残った。

 電力不足で暖房が使えず、今年1月に生後間もないライオン4頭が寒さで死ぬなど動物の死も相次いでいた。保護した動物の多くも衰弱していたという。

 動物園は民営で約20年前に開業し、当初は約150種類の動物がいて人気を集めた。イスラエルの空爆などで多くが犠牲となった。

 共同園長のムハンマド・ジュマーさん(53)は読売新聞の取材に「人々が困窮するガザで動物を養うのは限界だ。見殺しにしてしまうような状況になる前に保護されてよかった」と語った。

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