スーダン国防相、大統領拘束発表…クーデターか

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 【ヨハネスブルク=木村達矢】アフリカ北東部スーダンのイブンオウフ国防相は11日、国営放送で、軍がバシル大統領を拘束したと発表した。政権を30年間掌握するバシル氏の退陣を求めるデモが広がる中、複数のメディアは「軍がクーデターを起こした」と伝えている。

 イブンオウフ氏は軍服姿で、軍幹部らで構成する評議会が今後2年間、政権を引き継ぎ、その期間中に選挙を実施することを明らかにした。また、今後3か月間、憲法の効力を停止し、国境を一時封鎖する方針を示した。

 ロイター通信によると、バシル氏は、首都ハルツームの大統領公邸で、軍によって監視下に置かれている。軍や治安部隊が国防省や主要な道路付近に配備されているほか、軍が与党・国民会議の関連組織を急襲したとの情報もある。

 スーダンでは昨年12月以降、パンの価格が3倍に上がったことや燃料不足などへの不満から、抗議デモが全国に拡大し、バシル氏退陣の要求に発展していた。バシル氏は今年2月、国家非常事態宣言を出し、治安部隊による取り締まりを強化したが、デモ隊は今月6日以降、大統領公邸前などで座り込みを続けていた。

 バシル氏は1989年にクーデターで政権を奪取した。国際刑事裁判所(ICC)は、2003年に始まった西部のダルフール紛争を巡り、戦争犯罪などの容疑で逮捕状を出している。

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